2月13日 大本命!筑駒入試日

とうとうこの日が来ました。筑波大附属駒場高校の入試日です。

中学受験でダメダメだった長男、筑駒に挑む!

中学1年生の時に文化祭に行った時から、“筑駒”は長男の憧れの学校でした。のんびりマイペースで、器用に物事をこなせない長男は中学受験の時は、サピックスの大量な宿題をこなすことができず、テストの度に、成績は乱高下α以外の、全てのクラスを経験しました(“α以外”というのが悲しいけど())。 偏差値だって50前後をフラフラ55を超えることは決してないけど、下ならいくらでもありうるという感じで当時は開成、筑駒なんてとても考えられませんでした。その長男が、3年後の高校受験では開成を受験し、慶應を受験して、そして本日筑駒入試を受けに行きます

連日入試だったので、もう特別緊張することもなく長男は淡々と支度をしています。母の私も時間通りに起きて朝食とお弁当を作り、水筒を用意。

開成は不合格でしたが、慶應志木を合格しているという後ろ盾はある 開成は長男の得意な理科・社会の点数が1/2に換算されてしまうので不利でしたが、筑駒は理科・社会も同じ点数扱い。長男の得意な理科・社会を武器にできます

そうだよ、開成は過去問を解いているときからやりづらいと言っていたもん。だから筑駒の方が長男的には相性いいよ、きっと …でも、筑駒もミスが許されないからキツイとも言ってたな…。そうだよね、筑駒は狭き門だもんね…。41人しか入れない。時間も短め。問題数も少ない。だから、一つのミスも許されない…。

プルプルプルっ いいのっ 考えないっ う、こんなの宝くじと一緒だよっ いいの、落ちたって。当たれば(←いや!受かればだ!)、ありがとうだ それでいいんだよー


慶應志木と桐蔭特別奨学生を
キープできてるんだからさっ。

「結果はどうあれ、今日を迎えられたこと、筑駒入試に参戦できる自分になれたことを誇りに思って、とにかく、悔いのないように書きまくっておいで!」
と言って送り出しました。

心なしか長男に成長を感じるurashimamama

この連日入試の期間、長男は毎朝、黙々と支度をしてキリッとまっすぐに前を見つめて、しっかりと力強い足取りで出かけて行きました。これまでには見られなかったような、ちょっと近づきがたいオーラもありました。少年らしさの中に、大人男子が真剣に何かに集中しているときに見せる顔つきというか、大人になったらこんな感じになるのかな…と思わせるような表情も垣間見られました。

この受験を通して長男、大きく成長したようです

この3年間の中学校生活に、中学校の先生方に、サピックスの先生方に、周りの全てに感謝

「行ってらっしゃい」と送り出してから、玄関先で長男の姿が見えなくなるまで見送りましたが、長男は、後ろを振り返ることなく、力強い足取りでまっすぐに駅に向かって歩いて行きました。