慶應志木か、開成か!? 1

今後のスケジュールとこれまでの戦績

2月12日は慶應義塾高校の入試。そして慶應志木と開成高校の合格発表日。2月13日は大本命、筑波大附属駒場高校の入試を控えています。大本命の前に出る、慶應志木と開成高校の合否結果。このどちらかに受かれば入学手続きを行い、合格の権利をキープしようと思います

これまでの戦績は、

  • 西大和学園  → 結構いい感じの成績で合格。
  • 桐蔭学園   → 特別奨学生合格。上位20名に入れたということ。
  • 慶應志木面接 → 問題なく終わった。多分大丈夫そう。

というように、なかなかいい感じで勝ち進んでいます ちょっと天狗な気分も母の中ではムクムクと出てきますv( ̄∇ ̄)v

駒を進める中、浮上してきた究極の選択肢

そんな状況で、浮上してきたのは、慶應志木と開成高校両方受かったらどっちを取るか!? ということ。すごくエラソーな想定、何とも幸せな悩みですが

我が家の長男は、サピックスZクラスの受験典型例という感じに、超難関校をフルコースで受けていますが、実は、別にZクラスでダントツトップではありません。筑駒確実と言われているわけではありませんでした。筑駒は偏差値的に、手が届くかどうかビミョーな感じ。それなのに学校生活エンジョイ派でストイックにに受験勉強を極めることができず、サピックスの先生方にも「一体いつになったらスイッチ入るの!?」と言われ、ベテランの先生方をもイライラハラハラさせた超マイペースなタイプ。ですから、親としては、志木と開成の両方に受かるなんて、身の程知らずな考え。受かったらどうするの話どころか、受かる、受からない自体も、これまで考えないようにしていました。

明日2月12日の慶應志木の合格発表は10時から。入学手続き締切は15:00まで。開成高校の合格発表は13時から。両方受かった場合、どちらを取るか決断する猶予時間は、13:00から15:00までの2時間しかありません。そしてその時本人は塾高の入試の最中。その場の本人の気持ちに任せるということもできません。今のうちに決断しておく必要がある。さて、どうしよう…???

入学手続時に振り込むべき金額は、慶應志木は、半年分の授業料も含めて約90万。開成高校は、約40万。なら、安い方にとりあえず払っとこ~ とは、単純には行きません。子どもが高校生活を送る場になるかもしれないのですから

どちらを取るか!? 思いをめぐらすことに

慶應志木を選んだら? 開成を選んだら? 思いをグルグルめぐらすことになりました

  • 慶應志木は大学附属校。慶應義塾大学への進学もイコール決まると同じこと。
  • 開成なら大学受験がある。「東大を目指す!」 という雰囲気の中で学生生活を送ることに。マイペースで結局ストイックに勉強できない長男は、その中でやっていける
  • 経済面では、慶應は学費が高い。開成は慶應より安い。でも開成ならきっと塾代がかかる。大学受験の費用もかかる。なんだかんだ言って、大学受験の必要ない慶應はトータル金額的にお得かも。
  • 大学受験の心配がないから慶應でいいよという考えもあるが…。でも、開成受かるなら十分スペック高。大学受験も難関大十分狙えると考えられる。理系な長男、国立大学を狙うチャンスはキープしておきたいかも?
  • 筑駒残念だったら、通学の面を考えて開成より塾高を取る可能性もある。
  • 志木で振り込んだ入学手続金はそのまま日吉に移動させることができる。塾高に行くことになるとしても志木に払うなら“捨て金”は発生しない。
  • 志木と塾高は同じ慶應。慶應は、慶應が第一志望の生徒を取る。志木への手続きをスル―したら、慶應は第一志望ではないと判断され塾高が不利になる!? 入試のこんな忙しい時期にそこまで調べるか!? いや、調べるかも…!?
  • 塾高に入学金を移動できるから振り込むとしても、塾高落ちる場合もある。塾高落ちたら志木に行く? 通学には遠くて心配。塾高1次の結果が見えない状態で払うのはリスク。
  • 今回初めて志木に行ったが、志木は自然豊かで落ち着いた雰囲気の学校。中学受験で目指した栄光学園の雰囲気にも似ていて大変好印象 実際に入学することを考えても志木は捨てがたい。日吉よりいいかも!?
  • でもでも、結局はどっちも私立。学費がかかる!! 下二人いるんだから筑駒ダメなら翠嵐で十分じゃない!? 
  • やっぱり、お金も大変だけど長男の進路、人生もかかってるわけで、ケチってるわけには行かない。やっぱり払っといた方がいい 翠嵐だって受かるか分からないわけだし。

…と、ここまできたら振り出しに戻り、もう一度・の最初から始めましょう という感じで、
グルグルと考えては、慶応志木? 開成? さらに塾高? …もうどっちにすればいいのやら!? 全然分かりません 決断しようにも、合否結果に委ねられるので、自分たち主体、気持ちひとつで決断できないもどかしさもあり… パパと二人であーでもない、こーでもない。双方の両親に電話をして、どーしよー、こーしよーー。ぐるぐる反芻しては悩み。そしてまたグルグルと反芻。いくら考えても、ストンと落ち着く答えが見つかりません 永遠に答えが出ない、スパイラルにハマってしまいました。

なんだ、なんだ、なんだっ!? 入試 → 合否結果 → 手続き →おめでとーっ と、単純な流れでは行かないのですね やっぱりすごろくじゃなかった  一つ一つ進むたびに、どちらを選ぶか、選ばれるかでいちいち駆け引きが発生することを思い知りました