【高校受験】中学校の進路説明会。分かるようで分からないw

中学校では進路説明会が催されます

中学校では保護者向けに進路説明会が催されます。
urashimamama家の子供たちが通う中学校では中1、中2は年1回。
中3では年度の始まりの5月と、志望校決定の直前の11月に。

urashimamamaもそうでしたが
第一子の時には学校の進路説明会に参加しさえすれば
高校受験の色々が分かるようになるだろうと、
淡〜い期待を抱いて臨んだものでした。

 

高校の受験システムや、
この地域にはどんな高校があるかとか
それぞれの学校ランクや、
どのくらいの成績取れてると、どのあたりを狙えるかとか…

高校受験に向けての考え方が理解できるようになるだろう〜と期待していましたが
これに出席したからって全然分かるものじゃないですね汗

まあちょっと考えればurashimamamaが過大な期待を抱き過ぎていたにだけでしょうが。

それはなぜかというと、
公立学校は、とーーっても「公正」な場所だからー!

 

まずは就職の説明から

学校の進路説明会では、進路は必ずしも高校進学が全てではないということで
そもそも就職するか進学するかどちらにするかを家族で考えましょうーというところから始まって、就活と高校進学について同等のウェイトで説明を受けます。

これは確かに中学校として当然行うべきこと。
でも実際にここの中学ではもう何十年も中学卒業後就職した生徒はいません!と言いつつ、
結構なボリュームで就活の説明をしてくれるんですよね。

神奈川県全体でのスタンダードな説明方法だとしても、
現状に即してもうちょっと分量少なくしてもいいかなあなんて思ってしまいます。

 

 

説明内容は、非常に汎用的

公立学校は公的な機関でもあるわけで。
そのため全てにおいて平等でなくてはならないんでしょうね。

さらに、県単位、市単位でどの学校も内容を統一しなくてはならない。
ということから、説明内容は非常に汎用的な内容です。

そのため、等身大の情報が少なくて、
とっても広ーーく浅ーーい内容になってます。
高校受験について全く知らないズブの素人には、おかげかえってピンと来ない内容。

 

汎用的過ぎて、受験初心者には実感しづらい

受験システムの説明にしろ何にしろ、全くダメダメというわけではないのですが、
全ての人に押し並べて平等で客観的な内容となると、
こうなるのは当然なんだろうとは思いますが、
なんだかなあ、urashimamamaが初めて説明会に参加した時、
分かったような、分からないような漠然とした感じに、かえって不安になってしまいました。

今や3人目の受験でこの説明会も繰り返し聞いていると、確かに、学校としてはこの順序で話すのがベストなんだろうし、それ以上のこともできないんだろうなあとは思いますが。

でも本当にスタンダードで当たり障りなくて
情報の優先順位が見えづらいというか。。。
広ーく浅ーい内容になってしまって
かえって分かりづらいというのがurashimamamaの印象。

初心者にとっては、説明会に出て、確かに説明は受けたけど、分からないことは分からないままという感じが強く、不安になリました。

 

高校に優劣をつけるようなことを言うのはNG

受験を考える際、

  • 通学可能範囲内にどんな学校があるのか
  • それぞれどのくらいのレベルの学校か

をまず知りたいところだと思います。
受験初心者としてはそれを知ることから、リアリティが出てくると思うんだけど。
でも学校の説明会ではそんなことは、当然教えてくれません。

中学校としては高校の優劣を付けるようなことは絶対NGでしょうからね。

 

さらに、

  • 成績が全てではない
  • それぞれの学校にはそれぞれの良さがある

という大義名分からも、高校を成績のみで定義づける表現は学校としてはネバーできないでしょう。

地元民でないurashimamamaとしては、

  • この中学からどの辺りの高校にどれだけ行っているのかとか
  • 通学距離的にはどのくらいまでの範囲が妥当なのかなあとか
  • どの学校がどのくらいのランクとか
  • どの程度の成績が取れたら入れるとか

なんてことをザックリ聞けたらイメージ付きやすいのになあ〜と期待を抱いていましたが
そんな情報は下世話レベルとして学校説明会ではタブーw

 

まあね、そりゃちょっと考えれば確かに公立学校にそんなことを期待する方が間違ってるといえば間違ってるんでしょうw

 

個人情報にも配慮

ならばせめて、この中学校からどのあたりの学校にどれだけ行ってるかくらいは
教えて欲しいところですが、
それもビミョーw

学校説明会の資料には前年度の生徒の進学先が一応書かれてはいますが
主な進学先のみで全てではありません。
また何人進学したのかも書かれていない。

個人情報保護の観点からですねえw
色々厳しい。

なので、卒業生の進学先のリストをもらっても
何をどう評価していいやら?と
唯一具体的な情報でありながら、あんまり役立たない資料になってます…。

 

公立高校への進学が基本なハズの考えがベース

しかも公立学校としては、公立高が第一志望なハズという考えがベースとなっているみたいで。
公立高校に進学する場合、というのがメインの内容です。

確かに公立学校も一つの法人と考えたら、その親玉は公立高校ということになりますものね。
わざわざ競合他社の宣伝を熱心にするわけでもなし。

それに、関東圏では私立学校なんて本当にたーーーっくさんあって
選抜方法も色々あり過ぎて説明しきれないという実情もありますね。

 

しかし、公立高校入試の説明もピンとこない

これも選抜する側の視点の説明だからか、
選抜方法は、内申、学力検査、面接ですということを詳しく説明してはくれましたが、もう分かりきったことしか言わない。

内申点の算出方法とか、もう知ってるもん…。
それより、その点数がどれぐらい取れるとどの当たりが考えられるというイメージが知りたかったんだけど。

 

私立学校も説明してくれるけど…

最近は色々なパターンの受験があるからか
長男の時よりも、今回の3人目の説明会の方が私立の選抜方法についてより詳しく説明されていた印象がありました。
urashimamama自身がもう3人目だから、説明内容への理解度が増しただけかもしれないけど。

説明してくれたと言っても
私立の志願方法・選抜方法には、
書類選考、推薦入試、一般入試、併願制度があります。。と種類を説明するだけで
どういう基準でどの選抜方法を選ぶの?ということが全然分からない。

具体的な学校を挙げることなく、入試の種類だけ言われても、ただ漠然でしたw

分からない感じは、学校目線で語られるから

多分このピンと来ない感じは、
学校目線、教育委員会目線の説明内容だからなんだろうなあと思います。

高校受験を運営していく側の目線であって受験生の家庭の目線ではないんでしょうね。

だからなんだか一応理解したけど、分かったけど、分からない感じ。
詳しく説明を受けたレベルは、もう一般的に知っていることだし、
それ以上の新しい情報は仕入れられなかったなとう感じが強い。

痒いところに手が届いてない感じ。

おかげで全体が当たり障りない、
通りいっぺんの
ポイントが定まらない広ーく浅ーい話になってしまって

結局何言ってるか分からない内容だった…というのがurashimamamaの印象。

 

  • 地元民でもない
  • 自分自身が高校受験の経験無し
  • 子供がオープン受験塾に通っている

上記3条件が揃ったurashimamamaや、具体的な高校進学のイメージをまだ持てていない状態では、聞いてもピンと来ない話ばかりで

「ヤバい自分。説明会来る前と後とでは知識量が変わってない」
と焦ったものですー。

保護者目線で欲しい情報にギャップ

urashimamama、この記事を書いている時点でも
何がいけないから分かりづらかったんだろ?と探り探り書いています。
だからすごーく分かりづらい、つまらない文章になっている気がします笑
ごめんなさい。

でも書いていて、この分からなさ、ピンと来なさは、
きっと保護者が知りたいレベルと学校が説明してくれるレベルとでギャップがある空なんだろうなあ、
伝えるべき内容を説明してはいるけど、視点が違うせいでアプローチが違いそのおかげでの伝わりにくい話になってるんでしょうと思います。

ぶっちゃけ当初urashimamamaが期待していた内容としては、

  • 近辺にある公立高校にはどんな学校があるか
  • それぞれの高校の特徴や、どれだけ成績取れるとどの辺に入れるか
  • 志望校は何校くらい設定するのか
  • 志望校設定の手順を具体的にサンプル例を使って教えて欲しい

などを手取り足取り説明して貰えるのだろうと期待していました。
でもそういったアプローチの説明は皆無でしたね。

公立学校という立場では、無理に決まってるんでしょうけどねw
個人的に質問すればもちろん教えていただけるのではと思いますが。

結局は口コミ

長男の時に、11月の最後の説明会に言ってもやっぱり分からないままだったよお!
と混乱してしまったurashimamamaでした。

urashimamama家ではオープン受験中心のサピックスだったので、
オープン私立高校の説明しか受けていなかったこともあり、
公立高校受験の知識が全然無くて。
だからこそ、中学校なら最もスタンダードで客観的な情報が得られるのかなあと思ったら
スタンダード過ぎて、かえって全然ダメだったw

帰り道に、たまたま会った先輩ママに「全然分からなかったー!」と愚痴ったら
そのママに併願私立とは何かとか、志望校決定のタイミングなど
経験を交えた具体的ノウハウを聞くことができたおかげでようやく理解できました。

志望校決定のノウハウを知ったのは結局は口コミ!
持つべきものは友!ということですかねえ〜。

公立専門の学習塾、二人目以降はハイステップにお世話になっていますが、ハイステップでは具体的に説明会があって、そこでとても分かり安く説明してもらえます。

urashimamama以外のママは説明会を聞いてもurashimamamaほどちんぷんかんぷんではなかったので、公立系の塾だと常々教えて貰えてるんでしょうね。