【神奈川県高校受験】中3生 志望校決定までのスケジュール

我が家の3人目、urashimamama長女も今年とうとう中3。
またまた受験生の母の一年です。
とうとう最後の高校受験でもあります。

urashimamama家の子供たちの通う中学での中3生の志望校決定までのスケジュールをまとめておきます。

 

GWの宿題は志望校の青写真

urashimamama家の中学校では、中3のGWに入る時にちょっと立派なファイルを渡されます。
その中には志望校アンケートが入っています。
第一回目の進路希望調査です。

それがまず最初の受験に関する具体的なアクション。
GW中に親子で進路について考えてきてねっていうのが宿題ということで。

このちょっと立派なファイルには、この1年間の進路に関わる資料をストックして行くつもりのもので
だからちょっと気合入ってますw

GWでいきなりい?まだ分からないーー。
と思われるかもしれませんが
アンケートで問われている内容はとーっても基本的な内容なのでご心配なく。

  • 就職希望ですか?高校進学希望ですか?
  • 高校行くなら普通科ですか?専科ですか?

という、そもそもの質問で最後に現時点での志望校を書くようから始まって
最後の質問で志望校を聞かれるだけ。

ここで記入する志望校というのも、学力レベルやが内申が手に届きそうかというような具体的な根拠は必要なく、ただ今の時点で気になっている、憧れている学校を書けばOKなレベルです。
記入欄には5校分くらいのスペースがありますが、数を満たさなくてもOK。

学校記入欄も5校分くらいありますが、全てを埋める必要はありません。
思い当たる学校がまだ無ければこの時点では書かなくてもOKだと思います。

そして最後に親のサインと押印が必要。
まさにGWに親子で進路について考えてみてくださいねって感じです。
この用紙に記入することで話し合いの機会を

このアンケートの学校側の意図は…

もちろん各家庭で受験についての意識付けを促すと言うのが狙いではありますが
学校側としての意図はもう一つ。

それは内申が必要な受験かどうかを確認したいという意図があるようです。

つまり内申が審査内容にウェイトを占める公立を第一志望にしているか、そうではないかを確認したいと言う意図があるらしいです。
これはサピックスの保護者会で言われたことですが。

もう長男の受験から5年近く経っているので今は少し雰囲気も変わって来ているんじゃないかなあとは思いますが、サピックスの先生によると、この時点で正直にオープン私立の難関校を希望していると書いてしまうと
この子は内申必要無しと言うイメージがついてしまうため内申が不利になるからやめておいた方がいいと。

できるだけ高内申取るための心理戦ですね。

難関私立受験をターゲットとするサピックスとしては、VS公立の先生と言う感じでした。
公立学校の中には、公立が一番と信じて疑わない先生が高確率でいて、オープン受験すると分かると色々と不利なるのでギリギリまで伏せておいた方がいいと言う話でした。

ただ、サピックスの先生が神経質になる程、urashimamama家の通う中学はオープン受験に対してピリピリしている印象は無いですね、結局。
実際にオープン受験する子は全然珍しく無いですから。

ただ、心理的に「内申必要無し」イメージを植え付けないようにすると言うことでは確かにこの時点で正直に言い過ぎないことは一理あると思います。

学校側の質問もそこまで深掘りしてない訳ですし。
同等レベルの答えを返せばいいのではと思います。

3期制の場合、1学期の成績が目安に

内申点は2年の学年末成績+3年の11月末に出される成績を2倍したものになります。

3期制の場合は、夏休み前、1学期の終わりに成績表が出されますが、これは最終的に出される内申点の非常にリアルな参考値となります。

これを材料に夏休みに学校説明会に行くといいですよ、という流れ。

2期制の場合は前期の成績が出るのが9月下旬です。
2期制の場合は夏休みの学校説明会には中2の時の成績を参考にするという感じですね。

夏休みの宿題は第2回進路希望調査

夏休み中に再び親子で進路について考えるようにと夏休みの宿題に第2回目の進路希望調査が出されます。

夏休み中に学校説明会が開催される学校もあるので、説明会に参加してより具体的に進路を考えておいてねということで。
第1回目の進路希望調査と異なる点は、どこの学校の説明会に行ったかについて記入する部分がプラスされています。

10月:志望校についての三者面談

10月にはいよいよ志望校についての三者面談。
まだ最終決定でなくてOKですが、大体どのあたりの学校を考えているのかの確認を行います。
学校名をいくつかあげられるようにしておく程度ですかね。

そしてその志望校が内申点に見合っているかどうかを確認します。

学校の先生方が知るその子の成績データは内申点のみなので、各高校の内申基準点をベースにその子にとってその志望校が妥当かそうで無いかを判断してコメントするという感じ。

ちなみにurashimamama長男の時はこの時点でもオープン受験メインで行くことは伝えていませんでした。

10月ー11月 学校説明会

この時期、学校説明会が盛んにあります。
私立併願校の最終決定のために可能性のある学校には行って確認したほうがいいですね。

願書や募集要項をゲットするために行くという感じでもあります。

11月末:内申確定

11月に入ると、3回目の進路希望調査が。

それと同じ時期、11月の初旬に学校で進路説明会が開催されます。
いよいよ受験本番に向けてということで
志望校の最終決定に向けてのスケジュールやその方法をレクチャーされます。
(しかし、これがまんべん無さすぎる話で第一子の受験初体験のママにはちんぷんかんぷんな内容w
特にurashimamamaはオープン専門塾だったので内申のシステムが分からず意味不明でしたw)

この説明会の内容を受け、最終的に出た内申点を元に志望校を最終決定するという段階に入ります。

 

12月初旬:志望校決定の三者面談

12月の初旬に志望校決定の面談が行われます。
この面談の直前に第4回進路志望調査として最終的な志望校リストを提出。
それを元に志望校を最終調整し決定します。

このタイミングで絶対に決めなくてはいけないのは私立併願

私立併願というのは、神奈川県独自のシステムらしいのですが
全落ち→高校浪人とならないように内申点のみで合格決定とする私立校を志望校に設定します。

その併願校として受験する場合は、学校が願書提出よりも前の段階で併願校として受ける生徒のリストを高校に提出するのですが、それが年間行事表に「入試相談日」と記入されている日。
その日は大体12月の15日前後。

ということで、その「入試相談日」に間に合わせないと私立併願校を設定できない状態になってしまいます。
学校側としてはそれはタブー。
なので私立高校の志望校設定はこれがラストとされます。
私立高校の場合は、併願校でなくても出願開始が冬休み明けすぐなので先生方の書類作成時間の確保のためにもこの時期がデッドライン。

公立高校は出願が1月末なので、まだ最終決断をしなくてもOKです。
とはいえ、さすがにこの時期はどちらがいいか?レベルに選択肢を絞っていないとですが。

冬休み明けすぐに私立高校の出願が開始されます。

これまでは生徒が学校まで願書を提出しにいくパターンが多かったのですが
昨年2021年よりコロナ禍により郵送による提出が多くなったようですね。

特に私立併願校は学校よりまとめて提出だったようです。
そして、これまで多くの私立併願校は合格確定でも形だけは入学試験を受けることになってしましたが、それもなく書類提出のみで終了だったよう。

恐らく2022年受験もそうなりそうですね。

 

公立高校も例年は1月末に出願開始。
しかし昨年は公立高校も願書提出は郵送になり、学校よりまとめて提出だったそうです。
なので、いつもは1月末の出願が、1月の割と早い段階で出願となったみたいですね。

2月:公立の出願変更期間

公立高校は2月1日から3日間程度の期間、出願変更期間があります。

公立高校は出願締め切りの後、出願数が公開されますが、その動向により志望校を変更することが可能。
それが「出願変更です」。

2月上旬〜 いよいよ受験

2月上旬、多くは2月10日から私立高校の受験が始まります。
大体多くの私立高校は10日〜15日に受験日が集中。
順次合格発表が行われていきます。
大体受験日の2日後くらいまでに結果が判りますね。

そして2月中旬には公立高校の入試が開始します。
公立高校は、学校によっては特色検査もあるので筆記は2日と面接1日。
そして2月末か3月1日に合格発表という流れになります。

 

まとめ

志望校決定までの流れ、ざっくり言うと
夏休みまでにこれまで出ている成績を参考に目星をつけた学校を見学、

11月に出る内申点で12月に志望校を決定という流れです。
通常は公立高校は1月まで決定に猶予があリすが
コロナ禍においては公立校のデッドラインもほぼ同じタイミングの年内にということになりそうですね。

志望校確定のヤマは11月〜12月初旬ということになります。
志望校決定した後はもうただ突っ走るのみ!

 

現在長女、夏休み中で塾の夏期講習に通っていますが
夏休みにあるはずの学校説明会がやはり今年もありませんねえ。
ただ、塾で学校関係者をお招きしてのオンライン説明会を企画してくれているので
それを活用したいと思っています。