【首都圏高校受験】urashimamama次男が慶應高校を受験しなかった理由8つ

urashimamama次男は現在高2。
県立川和高校に通っています。

次男の高校受験では公立高校を第一志望、当初は横浜翠嵐高校を第一志望として
慶応義塾高校は受験しませんでした。
一応、慶應は無理だから諦めたのではなくです。

中3の12月の志望校決定の時点では
Hi-STEPの先生には慶應受けてみてもいいよ~と言われるレベルに達しましたが、
結局慶應は志望せず。
願書を出すことすらしませんでした。
お兄ちゃんに続いて次男も入ったらいいかも…と
urashimamamaとしてはそそられるものはありましたが…。

次男はなぜ慶應は受験しなかったのか?
その理由をまとめてみます。

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1.  3人のうち2人が高校から慶應は経済的にリスキー

3人子供のいる我が家としては、一人当たりの教育費はなるべくお得にがモットー。
なので、いきなり2人が高校から私立、しかも慶應というのはリスキーと判断。

私立でも慶應などの附属校なら、
大学受験に向けての塾代や受験費用の必要がないので
附属でない私学よりは安心&明朗会計ではあります。
でも学費は逃れられない固定費。
塾代や受験費用は状況に応じて調整可能。

絶対的固定費である学費を高額設定にしてしまうのは危険かも。
後々自ら首を絞められることにもなりかねないかも…と思ってしまいました。

いろいろ分かってきた分、長男のときより冷静www

一応、どうにか払えないことは無いとは思うけど、
それやると3人目の受験の時には公立高→国公立大を目指すしかなくない!
しかも塾無し!
と、どんどんハードルが高くなってしまうかもwww

次男本人が、どうしても慶應に行きたい!となれば考えないことも無かったのですが…。
そんな親の気持ちを知ってか知らずか、次男本人も最終的には選ばなかったなあ(笑)

 

2. 塾高は文系・体育会系の陽キャが主流

入学してからつくづく実感したことは、
慶応義塾高校は、「文系天国」「運動部天国」な学校だなあ~ということ。
生徒のキャラとしては、
濃くて、押しが強い超ポジティブシンキング。
体育会系で仲間と一緒にワイワイ楽しみたいという陽キャが主流。
皆で肩を組んで『若き血』を歌ちゃうの大好きーー!!みたいな。

1学年700人越えのマンモス学校なので、様々なタイプがいるにはいますが、
そういったタイプの陽キャが圧倒的に存在感があります。
飽くまでもurashimamamaの個人的な印象ではありますがね。
でもそんなキャラが塾高を満喫するための要素でもあると思う。

一方、
urashimamama長男は理系男子。
運動好きですが、体育会系ではない。
皆とつるんでいるよりは、一人気ままにしていたいタイプ。

長男と同じタイプも多数いるので学校に馴染めないということはありませんでしたが…。

もっと理系多数の学校だったらもっと交友関係広がってたかな?
もっとのびのびできたかなあ?
と思うこともありました。

次男も基本的には長男と同じような志向。
さらに中学受験した長男と違い、どっぷり公立キャラの次男はどうだろうかと。

Hi-STEPの先生にも、

  • 運動部で部活一色の高校生活がしたいという希望は特に無し。
  • 将来理系に進みたい。

と考えてるなら、慶應はお勧めしないとも言われました。
urashimamamaの感じたイメージは、あながち独りよがりでもないかも…。

 

3.理系志望は可能性を残しておいた方がいい

また、Hi-STEPの先生には
「理系でもまだ特定の分野に進路を絞っていない状態なら慶應はお勧めしない」
とも言われました。

確かに理系の場合、どのような分野を勉強したいかで学校選択は大きく変わります。
国立大学も視野に入れておいた方がいい。
慶應には理系分野の学部は、医学部、薬学部、理工学部がありますが、
特に理工学部は国立大学に比べたらコースが限定的です。

あらゆる可能性を残しておく、選択肢を広く持つ、という意味で
今ここで附属校に決めてしまわない方がいいと塾の先生からアドバイスを受けました。

urashimamamaとしてもそれは同意。
Hi-STEPの先生の言葉には、これまでどこかでモヤモヤしていたurashimamamaの思いをハッキリ言語化して貰えたような気がしました。

確かに、附属校って大学受験が無いから一見有利に見えるし親としては安心。
ですが、大学進学はその大学の学部で選択するしかないのが実はデメリット。
人気学部を志望する場合は、好成績でないと別の学部に回されてしまいます。
大学には入れるけど本人としては不本意な結果になることも十分あり得る。

さらに理系の場合は、蓋を開けたら自分の学びたいコースが大学に無い!なんてことも。
そんなことになっちゃったら受験し直し。
高校から附属に入った意味無しです。

ちなみに医学部志望の場合も、慶應は医学部がありますがお勧めしません。
慶応医学部の推薦枠は、1学年700人以上いる中でわずか20人。
慶應内でもトップの争いです。
高校受験の時点で慶応を狙える学力があるなら、有名大学の医学部に十分入れる。
普通に大学受験をした方が選択肢も広いし簡単だと思います。

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4.附属校はグダグダになる?

中学受験・高校受験の反動か、長男は高校に入った途端、高校生活をエンジョイしまくりですっかり勉強しなくなりました~汗。

これは附属校の宿命みたいなものだと思いますが
受験しなくていいとなると、どうしても気が緩む。
ピリピリギスギス勉強しなくていいのが附属校のメリットでもありますけどね。
でも遊びたい盛りの思春期男子、限りなくとことんダレる可能性大www

uashimamama長男だけでなく、
周囲の慶應に入ったママたちからは、中学からでも高校からでも、入った途端にダレて困ったという話をよく聞きます。
慶応は放置に近いレベルでとても自由なので、
公立から来た田舎者たちは自由過ぎて弾け飛んでしまうのでしょうwww
(その点、下からの子達は、要領よく立ち回りきちんと自律。大人です)

しかし慶應は、野放しの自由でありながら制裁は厳しい。
成績が基準を満たさないと容赦なく落第させられます。
情状酌量の余地なし。
おかげでurashimamamaは3年間ハラハラし通しでした…。

そんな長男の様子を見ていたからか
次男は、もし自分が慶應に入ったら「お兄ちゃん以上にグダグダになりそう…」と言い、
慶応よりは公立→大学受験を目指したいと言っていました。

 

5.附属校はやはり附属生のもの…

これはurashimamamaが横から見ていて感じたことですが…
附属校のメリットを享受するには、やはり中学までに入った方がいいんだろうなあと。

塾高では高入生が全体の半分なので、浮いたり孤立する心配は特にありませんが、
やっぱり大手を振っているのは下からの子達だなあと思います。
高校からとは歴然とカラーが違いますしね。

長男はその状況も彼なりに楽しんでいたようでしたが…。
でも「附属校」の良さを満喫するには、高校の3年間では短すぎるなあ~。

そしてurashimamamaはとしては、
やはり高校で全員が「はじめまして」の学校に行った方が、
もっと伸び伸び生活できたのかも…という「if」が常にありました…。

 

6.次男、大学受験したい!

次男は中2の終わりで初めて塾に入りました。
中3秋の志望校を決める時点でどうにかトップ校受験を狙える状態になりましたが、
しかし、塾の先生から次男はここから!とも言われていました。
高校は単なる通過点にした方がいいと。

次男、点数につなげるテクニックはまだまだだけど、深い思考力があるので伸びしろがある、大学受験に向いているとも言っていただいていました。

そして次男も、約1年の塾通いの経験して、「受験勉強って面白い」と思うようになったようで、大学受験をしたい!と強く希望。
そのためにも慶應より公立を選択しました。

 

7.高校で大学を決めてしまうのは、もったいない。

長男のお友達の進路状況を確認して実感したことですが
どんなルートを辿っても入る子は入ってますっ!!
これは本当に本当!!

公立だろうが、私立だろうが、
中学受験しようが、高校受験しようが
塾に行こうが、行くまいが、
入る子は入ってまっすっっ!!!!

そして残念ながら、
入れない子は、いつどこで何をしようが入れない!
中学から私立に入れようが、
幼い頃から塾三昧しようが
どんなに金を掛けても入れない…。

なんだ結局、何をやろうが結果は同じじゃんか。

皆の進路を聞いて、高校受験でハードな思いをした我々って一体?
と脱力した記憶があります。

そして、大学受験をしたママたちの話を聞くと、
大学受験だと本人が自分自身で進路を選択するのでいいなあとも。
中学3年生ではまだまだ子供だし、進路も具体的には考えられません。

高校受験の時点で大学まで決定してしまうのは、実はもったいないのかも。

8.受かったら…払いたくなる!

そんなこんなで慶應ではなく公立志望。
この時点では横浜翠嵐高校を第一志望としました。

ただ、人生一度の高校受験。
せっかくだから慶應も受けるだけ受けてみる?
慶応突破できるか試すのもいいかもとギリギリまで考えていました。

長男の時にサピックスの先生方に、高校受験での難関校受験は、大学受験の際の指標にもなるから、どのレベルまで通用するか確認した方がいいとも言われていたので(というのもひとつの口実で合格実績のためだったかもしれませんが)、
受験だけしてみるのもアリかなあと…。

しかし最終的にはパパの一言が決定打になって受験そのものを辞めました。
その一言とは、
「もし受かったら、俺が払いたくなっちゃうから辞めよう!」爆

そう!そうなんです。
またまた長男の高校受験の時の入学金問題のトラウマが…笑笑

塾高は入学手続き時点で、前期分の学費も含めて約100万円の支払いが必要。
もちろん公立の合格発表まで待っちゃくれません。
最終的に入学辞退したら授業料等は返金されますが、入学金約30万は捨て金になる。

もし両方受かった場合、次男は間違いなく公立高校を選びます。
でも公立の結果が全く分からない時点では慶應合格をみすみす捨てるのが惜しくなる。
あの結果が全部出ていないときの不安と言ったら…!!!

さらに、慶應はパパとurashimamama長男の母校でもある。
もしも次男が慶應に受かったら、次男がどう考えようとパパは嬉しくなって払いたくなってしまうと言います。
さらに次男の気持ちと関係なく慶應に行かせたい気持ちがムクムク起こるかもと…www

もしラッキーにも受かってしまったら寝た子を起こしたように慶應進学を考えてしまう。それはそれでかえって苦しむことに。
受験の最中、金銭も絡んでモヤモヤハラハラ悩むより、
今この時点で、その選択肢を断ってしまおう!
というパパの御意見。

確かに、割り切るのって大事。
「慶応受けてみる?」と
気になってるのは、結局親の私たちで次男じゃないもんね。

というわけで、
次男の場合は慶應受験は記念受験も無し。
願書すら出さないということでキッパリ!となりました。

 

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