urashimamama次男の入塾1 塾選びのポイント4つ

次男は中2の冬期講習から通塾開始。
しかし、サピックスへの入塾は見合わせ他の塾にしました。

その理由を整理してまとめてみようと思いますが、
まずは次男入塾におけるurashimama家の塾選びの考え方についてお話ししたいと思います。

長男受験の経験を踏まえてのurashimamama家の塾選びのポイントは以下の4点です。

1.通塾費用はなるべくリーズナブルにしたい

受験に関わる費用は、ポリシー無く払っていると、どんどんかさんでいくもの。
いくらでも、無限大に高額になっていくものです。

親は子供の将来を案じて、その不安から、
より高級な塾に入れてより高級なカリキュラムを受ければ良い結果が得られるのではと、
ついついお金をかけてしまいがちですが…。

しかしそれはただの錯覚。
お金かけようが、かけまいが、やはり受かるか受からないかは本人次第。

実際にurashimamama長男の周りにも、
必ずしも高額な授業料を払わなくても、
公立高校に進学し地元塾に通って、または塾無しで難関大学に入っている人もいます。
別にブランド塾に入って最難関校に入らなくても、入る人は入ってる。
その反対に、子どもの教育にお金を注ぎ込むだけ注ぎ込んでも
残念ながら入ってない人は人は、ホント入ってない。

金額と受験結果は単純比例の構図ではないんだよなあ~と実感。
だからいくら内容が素晴らしいからと言って単純にお金をかけるのもどうかと。

それに我が家は子ども3人です。
長男はすでに大学生。

次男の二年後に長女の受験もありますし、
何年か後に、大学生が二人=大学学費×2人分となる時期に突入するわけで、
その状態が何年か継続するわけで、
大学入学する手前で、大枚をはたくワケにはいきません。
塾に何もかも注ぎ込むわけにはいかない。

なので、ちょっと頭を冷やして、費用面からも冷静に考えて塾選びをしないと。
やみくもに塾の言いなりにはならないように判断しようとなりました。

 

2.だからと言って安さ追求のみはNG

しかし、金銭面、安さばかり追究するのもどうかと。

公立受験専門の塾は、オープン受験専門の塾に比べるとリーズナブルなところも多いです。

ただ公立受験とは内申重視ということ。
公立高校受験では、多くのケースでは、まず内申点でどの高校を狙えるかが決まります。
なのでより良い成果を出すために、まずは内申点を上げることが重要。
つまり公立受験がメインの塾では、定期テスト対策にかなり力を注ぐことになります。

高校受験で合格を勝ち取るために内申対策重視。
それは確かに最短コースなのだとは思いますが…
それでは足りないのでは?

urashimamamaとしては、
どうせ塾に入るのなら、その場しのぎの学習だけではなく
きちんと学力を身に着けられるカリキュラムを、
その後の大学受験にもつながる内容のものを受けさせたいと思います。

だから「安さ一番」にはなりきれないなと。

また長男の高校受験当時、お値段重視で塾を決めたママさん達から
塾のグチ話を聞くことも多かった記憶があります。
先生の質がイマイチだとか、先生が次々と変わるとか、
授業がざわついて落ちつかない…等々。

urashimamamaはそんな話を聞きながら、
安いには安い理由があるのかぁ~なんて思っていたこともありました。

 

3.学習内容のレベルが本人に合っているかどうかも大切

どうせ塾に通わせるなら、学習内容がしっかりしていることが大前提。
将来の大学受験にもつながるような指導内容であってほしいと思います。

しかし、いくら内容が素晴らしいといっても、
本人が吸収しきれなければ意味が無い。

本人の能力に合っているかどうかの判断も重要です。
どんなに素晴らしい内容、素晴らしいカリキュラムでも
本人にとってキャパオーバーな内容だったら
実力がつくどころか、
それによって本人に挫折感を味わわせ自信喪失させてしまうことにもなりかねない。

内容にこだわろうとすると、大人はついつい高級志向になりがちですが、
それだけじゃダメ。

本人の様子を見て、バランスを見ることが大切だなと思います。

 

4.志望校は、なにもオープン受験にこだわらなくても

サピックスはオープン受験をメインターゲットとする塾です。

オープン受験の高校は公立高校よりも難関のイメージがあります。
確かに、早慶をはじめとする難関校、名門校が揃ってますしね。

ただ、高校受験を一通りやってみると、
偏差値ランキングがそのまま学校のランキングでもない。
そんな単純な構図でもないなあと。

長男の周りでも公立高校、それも二番手の高校から早慶に進学している子もいました。
MARCHなんてゴロゴロいるし。
それは私立高校でも然り。
やっぱり必ずしも難関校からでなくても、入ってる子は入ってる。やっぱり。

それとオープン受験にこだわると、とんでもない遠い高校までターゲットとする可能性があります。
それはやっぱり現実味が無いなあと。

そんなことから、通学の可能性がある学校を、オープン、内申、私立、公立関係なく、もっとフラットに、自由に見てみたいとも考えました。

以上の考え方で、次男の塾選びを考えてみました。

で、サピックスは今回は見合わせたのですが、それについては別の記事で書きます。