中学受験で不合格2 urashimamamaの反省

ちょっと間が空いてしまいましたが、中学受験の思い出の続きです。

不合格に、子どもは予想をはるかに越えて傷つく

麻布不合格の結果を知った後、長男は憔悴しきってしまいました。

麻布合格発表を見た後は、長男は、泣いて、泣いて、泣いて…。車の中でも、家に着いた後も、ずーーーーっと泣き続けていました。

幼い頃に泣いた記憶を掘り起こしても、あんなに長時間泣き続けたことはなかったというくらい。どんだけ泣けば涙って枯れるんだろう? と不思議になるくらい、長男の目からは涙が次から次へと溢れて、ずっと、ずーーっと泣き続けていました。

夜家族で食事をしたときには少し落ち着いたかな…と思いましたが、眠りに就こうとベッドに入ると、またまた涙…涙。眠りも浅いようで、たびたび目覚めては思い出し、涙を流しているようでした。

志望校に不合格だったときに子どもが受けるショックは、大人の想定をはるかに越えて、とても、とても大きいものでした。

不合格という結果は“テヘペロ”では済まされない

“入試”というものは、ゲームやスポーツ、お稽古などで上級クラスにチャレンジしてみることと一見似ているように思えますが、実は全く非なるものです。

入学試験の結果は、長男のこれまでの12年間の人生で全く経験したことのない感情をもたらすものだったのだと思います。urashimamamaもその覚悟が足りなかったと思います。

ゲームやスポーツ、お稽古事では、取り組みの節目、節目にちょっと上のレベルにチャレンジしてみることがあります。それが刺激となって目覚ましく上達することがあるからですが。だから“ダメ元”でちょっと上をチャレンジしてみよう! となる。

…でも、それが成り立つのは、いつでもチャレンジOK、リベンジ可能だから。

しかし入試はそうはいきません。入試のチャンスは1度きりですから。中学も、高校も、その学校を受験するチャンスは一度しかありません。

中学受験で不合格だったことくらい、言ってみれば大したことない。その先の人生で巻き返しするチャンスはいくらだってあります。受験が人生の全てじゃないことも確かです。

でも…そんなことを理解できるのは大人だけ。当の本人、6年生の心理では、そんな先のことまで到底考えが及びません。

まだわずか12年しか生きていない子どもは、先の人生を見据えた視点なんてあるはずもなく…。そしてまだまだあどけなく純粋無垢な分、無防備に、どストレートに“不合格”を真正面から受けとめてしまいます。

「ちょっと上級コースにチャレンジしてみたけど、でもやっぱりダメだったよ~♪」って、“テヘペロ♪”では済まされないことなのだ、とつくづく思い知りました。

不合格のショック、もちろんその後癒していくことは可能ですが、その場で受けるダメージといったら…とんでもないものでした。

子どもなりにも様々なしがらみが…

また、実は子どもたちの間でもいろいろとしがらみがあったようです。

長男は当時、学校で大手塾に通うお友だちにちょいちょい張り合われていたようでした。

その大手塾、長男の小学校で中学受験をする子どもが最も多く通う塾でした。偏差値や順位が常に開示され、教室の席は成績順と、常に成績を意識させられる塾です。塾としてはそれでやる気が出る!と誇ってはいますが…。

おかげでその塾に通う子たち、特に上位クラスの子たちはマウンティングに敏感でした。成績下位の子や中学受験をしない子に対し差別的な態度を取ったりして、学校で度々問題になっていました。その子たちは長男に対しては偏差値自慢をしてきたり、志望校を探りに来たり、「受かるはずない」みたいなことを言ってきたり…あの手この手で揺さぶりをかけてきたようです。その中には、受験間近になる前までは、一緒に問題を解き合っていた仲の良い子もいたので、長男は少なからずショックだったようです。

長男がそんなことをされていると聞いて、当時urashimamamaはビックリでしたが、今考えるとその子たちもかなり不安&ストレスだったのでしょう。そして塾なしで取り組んでいるurashimamama長男は、マウンティングできない、捉えどころのない存在。不安そのものだったのだと思います。

長男、学校では平気なふりをして無視していたようですが、家では動揺して泣くこともありました。urashimamamaはそんな長男に周りを気にしないよう言い聞かせ、励ましながら取り組んでいましたが…。

あの子たちはきっと合格。でも、自分は不合格。

長男にとって不合格の現実は、そういった意味でも非常に辛く感じられたと思います。

urashimamamaの反省

そんな経験を経て、あの時まずかった! と反省することが2つあります。

1. 親は不合格になったときのことをリアルに考えておく

我が家では、自分たちのペースで、自分たちなりに頑張ってみようと取り組んだ中学受験でした。それはそれでいいのですが…。

もっとメンタル面、不合格になってしまったときの子どもの気持ちをリアルに考え、どう子どもを守るべきか考えておくべきでした。

2.塾なしor小規模塾で受けるならオフレコを徹底!

それと、塾なしや小規模塾で受験する場合は、中学受験することは、嘘をついてでも絶対にオフレコにするべきでした! 子どもにも口を酸っぱくして言っておくべきだったと思います。

我が家はサピックスを辞めて自宅学習に切り替えたので、当時のurashimamamaは受験すると知られているのは仕方無いくらいにしか思っていませんでしたが、それだけでは甘過ぎた! サピックスを辞めた時点で「受験は諦めた!」と言いきってしまうべきだったと、今でも後悔しています。

パパもurashimamamaも中学受験についてド素人過ぎ、あまりにも初心者だったおかげで、子どもたちの心理を計り知ることができず、おかげで長男を無防備で危険な状況に晒してしまいました。これは、urashimamamaの大きな、大きな過ちでした。

urashimamamaは長男が中学受験をしたことに後悔はありませんが、この点については非常に配慮が足りなかったと今でも反省しています。

これから中学受験をされる皆さまは、このような心理面についても、お子様のケアをきちんとされますよう、urashimamamaのような失敗がないように心から願います。