中学・高校 学校選び:通学時間は重要なキーポイント!1時間以内が理想。そのメリットは?

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中学校・高校の学校選びは、受験生のご家族にとって重要な案件ですよね。

多くのご家庭では、学校選びの際、我が子の実力(=偏差値)と見比べながら

  1. よりレベルが高い学校
  2. 大学進学実績
  3. 1,2を根拠とした学校のブランドイメージ
  4. 学校の教育方針に賛同できるか
  5. 校風が我が子に合うかどうか
  6. 学校までの通学時間

…大体こんな項目をチェックしながら学校選びをしているのではないでしょうか?

上記の基準の内、
通学にどれくらい時間がかかるかという項目、
重要視しているようで、他の条件次第で譲ってしまうということがありがちではないでしょうか?

極端に時間がかからなければ、教育内容が気に入れば、よりレベルの高い学校だったら多少遠くてもOK!となりがちではないですか?
1時間半、2時間以内ならなんとか? とつい受け入れてしまいがちかなと思いますが…

しかし、実は通学時間が最も重要、これこそ譲れない項目!と思います。
urashimamama、長男の高校受験と、長男・次男のお友だちの進学先の話を聞いて、つくづく実感しています。

特に首都圏の場合、鉄道が網羅され、どうにか通えてしまうので、ついつい学校のレベルや教育内容の方を最優先してしまいがちですが…

  • 1時間半~2時間くらいならどうにか行けるし。
  • 慣れれば大丈夫なんじゃない?

と、ついつい目をつぶってしまうのは、後々大変なことになるのではと思います。

 

志望校は、通学時間1時間以内で考えた方がいいと思います。

urashimamama長男は慶應義塾高校に通っています。慶應義塾高校=日吉は、urashimamamaの自宅からドアツードアで30~40分程度の距離ですが、この3年間通学していて思うことは、

  1. とにかくラク!
  2. 便利!
  3. 安心!

この三拍子揃ってるってスゴイ! ありがたい! ということ。
この要素だけで言えば、我が家は慶應でよかったと迷いなく思います。

慶應に入れて何もかもがハッピーというわけではありませんが、学校と自宅が近いのは、とにかく強力なインフラ! これは譲れない要素だったなあ~と。

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学校が近いと、とにかくラク!

私立校に通学しながら、通学時間が30分~40分というのは相当恵まれていると思いますが、なるべく近い学校で通学ストレスはなるべく排除してあげた方がいいと思います。

志望校を選んでる最中は、つい慣れるから大丈夫だろう、若いから大丈夫…と、見積もりがつい緩くなりがちだと思いますが…
でも、 慣れようが、若かろうが、時間的ロスは大きいですし、疲労はジャブのように効いてくるでしょうし。

特に中学生の間は通学時間が長いと相当キツそうです。まだ体つきが華奢な子も多いですし。

長男、次男のお友だちで、通学に1時間半以上かかる学校に入学したお子さんたちを帰宅時に見かけることがよくありますが、特に中学生の間は、いかにも「疲れたあ~」って感じでヨレヨレになって歩いてる子が多いです。
urashimamama、その子たちに「お帰り!」でなく「大丈夫?」と、つい声を掛けてしまいそうになるほど。ちょっと心配になることもあります。

通学1時間以内でも、朝のラッシュが激込みの路線を利用する場合もキツそうです。

それに、たとえ慣れたとしても、近隣から通学する生徒に比べたら負担がかかるのは明確な事実。いろいろと不利なことが起こると思います。

また母にとっても、保護者会や学校行事で学校に行く時の大変さが明らかに違いますよね。
毎朝の朝食やお弁当、送り出す時の負担も相当違います。

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学校から近いと、何かと便利。

慶應義塾高校は、大学のような感じの学校なので、先生のご都合で授業が休講になることがあります。
また定期テストの最終日など、1,2時間目で終わるのに、午後に部活があることも。
そんなとき、長男はお昼を食べに一旦戻ったり、いらない荷物を置きに一度帰ってきたりすることもあります。

年度始めのクラス発表や健康診断などは、必ず登校が必要ですが、1時間もかからずに終了。
そんなときは学校から近いと、パッと行ってパッと帰って来られる気楽さがあります。

また、長男はすごーく物忘れが激しいタイプで…汗。
帰宅後、学校にお弁当箱を置いてきてしまったり、休日前に体操着を持ち帰り忘れるというボケをしょっちゅうかましていますが、そういったときに忘れ物を取りにもう一度学校に行くこともしばしば。
使用済みお弁当箱、一日経ったら…恐怖ですからね~。

こういったことは通学30分圏内の特別なケースかもしれませんが、ただ、2時間近くかけて通学する場合は、一度学校に来たらその日は何があっても帰れませんよね。融通が利かないのも大変かと。

中高生は、時間が空いたら友達と適当に遊んで楽しむとは思いますが、帰れないのと、帰れるのとでは、きっといろいろな意味で余裕が違ってくると思います。

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学校が近いと、やっぱり安心!

そして、いざというとき、災害時のことを考えると、親としてはとにかく近いことが安心!!
実際に通わせてみると、とにかく近いことが一番ありがたくて大事なことだなあと。
この安心感が潜在的にあるのと無いのとでは、大分違うだろうなあと思います。

地震、台風、雪でなくても、電車のダイヤが乱れることも、よくありますし。
通学時間が長いと、雪や台風のたびに休校なるかどうかについても、人一倍非常に気になる、敏感になると思います。

また中高時代の6年の間には、体調を崩したり、骨折など通学困難な怪我をすることもあるかもしれません。
そうなると、途端に通学時間の長さが大変なストレスに。
親のサポート無しには通えない事態も起こるかもしれません。
またたとえばインフルエンザなどの病み上がりで体力が非常に落ちてしまった様子で復帰が心配な状態の時、
学校が近ければ試しに1時間でも行ってみようとなりますが、
通学時間がかかる場合はそうとは言えない。
とにかく送り出すのが、すごーーーーく心配になると思います。

そういった体調が万全でないときのことも考慮して、通学距離はなるべく近くにとどめておいたほうがいいと感じます。

受験していた当時、urashimamama家では、近くの塾高にするか、1時間半かけても慶應志木に行こうか、どちらにしようか真剣に悩んだり(同じ慶應でもカラーが違います)、はたまた開成に受かったらそっち行く? と浮かれていましたが、そうはならなくてよかった~と! 今は、つくづく思っています。

今では、たとえ開成受かったとしても、「そっちまで行かなくていいよ」とキッパリと思えます。