塾なし中学受験 塾を辞めてよかったこと1

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urashimamama家では小6に進級するタイミングで思いきっで塾を辞めてしまいました。そして自宅で親子で受験勉強に取り組むことに決めました。

辞めると決めたらスパッ! と潔く辞めたには辞めたのですが、だからといって気持ちに揺らぎがなかったわけではありません。パパと長男がどう思っていたかはさておき、少なくともurashimamamaは不安な気持ちで、それはそれは一杯でした。

パパもurashimamamaも学生時代に家庭教師経験がありました。urashimamamaは中学受験経験者だったので(ただし遠い遠い、遥か昔)自宅で親子で受験勉強してみよう! となったにはなったのですが…でも、だからって中学受験のプロってわけじゃあないですしね(^_^;)

親子での受験勉強を進めながらも、このやり方で本当にいいのかな? これで合格できるのかなあ?という不安を常に持ちながら、どうにかこうにか日々を過ごしていました。

でも、その不安を払拭するかのように「辞めてよかった!」と思える出来事がいくつかありました。おかげで塾を辞めたことを後悔することは一度もありませんでした。

一つ目の辞めてよかった出来事は、サピックスを辞めてわりとすぐ、6年生になってすぐに起こりました。

よかったこと第1号は、長男の笑顔が戻ったこと

小6の年度初めの個人面談で、担任の先生に「結構ケラケラと笑ったり、おちゃらけたことをするタイプのお子さんだったんですね!」と言われて驚いたことがありました。

その担任の先生、5年生のときから長男の学年を受け持って下さっていました。長男はその先生のクラスではありませんでしたが、その先生、自分のクラス以外の児童にも目を配りよく把握して下さっていたようです。

その先生によると、5年生の頃の長男には笑いがはじけているイメージはなかったと。マイペースで常に何かを考えている様子で(要するにボーっとしていたんだと思います)、真面目でお堅いタイプに見えていましたとのこと。その長男が6年生になって、笑ったりおふざけしたりと明るくキャラが変わって驚いていますとのことでした。

長男は、前々から書いている通りすごいマイペースです。いわゆるお兄さんタイプで真面目は真面目ですが、のんびりタイプ。urashimamamaとしては担任の先生が長男を“お堅い”イメージに捉えていたことに驚きました。そして、5年のときは笑った顔を見たことがなかったと言われ、そうだったんだ!と、さらに驚きました。5年生の時は笑顔がほとんどなかったんだと!

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段々と現れる心の変化は身近にいるからこそ家族は気付きにくい

ああ! 言われてみれば、確かに5年生の頃は家でもあまり笑顔がなかったかも。昨年の記憶をたどってみると、記憶の中の長男は、確かに笑顔が段々と少なくなって最終的には消えていた…。

こういった長期的な変化って、実は毎日一緒にいる家族だからこそ分かりにくい。気付きにくいものなんだと思い知りました(>_<)

口数の少なさや笑顔の減少、成長による変化と見過ごしてしまわないで

こういった静かな変化は、下手をすると子どもの成長による変化と大人は勘違いしてしまうことがあります。特に思春期の男子だと、口数が少なくなったり、くったくなく笑わなくなったことを「大人びてきたのかな」とスル―してしまいがちです。

長男も、徐々に口数が少なくなっていった感じで、目に見えて暗くなったとか、涙もろくなったなどという心配な様子は見られなかったので、「少し大人っぽくなってきたのかな」、「男の子口数少なくなるもんね」くらいにしか思っていませんでした。第一それまでが子どもっぽいおふざけが多過ぎだったので、やっと落ち着いてきたかなあくらいに思っていました。それと、やはり日々の課題をこなすことに忙しすぎて、実際に笑うネタに乏しくなっていたという現実もありました。

成長期の子供だからこそ、常に一緒にいる家族だからこそ、見落としがちな変化ってあるものなんだぁ! と先生の話を聞いてurashimamamaは思い知りました。思春期のお子さんをお持ちのママたち、小さな変化を「大人びてきた」と簡単に片付けないこと。これについてはくれぐれもお気をつけ下さい!

笑顔が戻ったことを知り、urashimamamaはとにかく嬉しかった!

反省しきりのurashimamamaではありましたが、担任の先生から「ケラケラ声を出して笑う」、「おちゃらけたこともする」と聞いて、「えーーよかった! 」「そうなんだ!」と、とーーーーってもホッとしたことを覚えています。そしてすごく、すごく、すごーーーく嬉しくなったのを覚えています!

…こうやって思い出しながら書いてみると、もしかしたら先生、このことを単に良いこととして言ってくれたのではなく「もっと真面目な子だと思ったのに、あてがはずれた! 」という意味も含んでいたかもしれません(^_^;)もうちょっと真面目でもいいよという話を展開させようとしていたのかもしれません…。

しかし、先生の意図を汲み取ろうとは全く思いもよらない性格の親バカurashimamama。
「わー! そうなんですね♪」
「気付いてなかった! 」
「わーい! 嬉しい!」
「そうだったんだ!そうだったんだあああああっ!」
と雄叫びをあげ、その後の先生の話はそっちのけ。

「それはよかった! よかった、よかった、よかったあああーーー!!」
「先生、気付いてくれてありがとうーーーっ!」
と、一方的に長男に笑顔が戻ってよかった話をしまくって話題の主導権を完全掌握! そして実は塾を辞めた話やこれまでの悩み話&毒吐き話と、本音トークをしまくり制限時間切れに持ち込んで、先生の話を完全シャットアウト。一方的に面談を終了させて帰ってきましたあっっっ! 実はurashimamama、モンぺ!?(^_^;)

とにかく塾を辞めて長男の心は解放してあげることができたらしい。成績や偏差値はどうあれ、まず心が立ち直らないと! 勉強はそれからの話です。先生にとってurashimamamaはモンぺだったかもしれませんが、urashimamamaとしては、長男が学校で楽しく過ごせていること、笑顔が戻ってきたことが分かってとにかく嬉しかったです。

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なにがあろうが、塾を辞めたことは長男とurashimamama家にとって良かったことなんだ!とんでもない冒険を選んじゃった気もしてたけど、うちはうちで! ベストチョイスだったんだ! と確信することができました。

子どもの表情を敏感に感じ取って下さった担任の先生に感謝! urashimamama、先生の言葉にハッと救われました。

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