慶應義塾高等学校 成績上位は附属生?高入生? 

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慶應義塾高等学校には、慶應中等部、慶応普通部から入学するいわゆる“附属生”と外部から入学する“高入生”とがいます。附属生と外部生の人数比率はちょうど半々です。

世間一般ではエスカレーターで入る附属生よりも、受験を乗り越えて入る高入生の方が成績上位であるイメージが強いようです。

確かにurashimamamaも、ママ友から度々「高入生の方が成績ダントツ上でしょ?」とか「高入生が優秀だから下からの生徒は追いつくのが大変だって聞いたわ」などとよく言われますが…本当のところ、はたしてどうでしょうか???

長男の様子や、長男の話をかいつまんでurashimamamaの持つ印象を書き留めておきます。

※ただし、飽くまでもurashimamamaの印象なので必ずしも正しいとは言えません。その点を了承の上、お読みくださいね。

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附属生はのびのび

場所は違えど文化は同じ。附属生はこれまで小学校あるいは中学校から慶應生としての生活を送り、その延長線上に高校があるといった感じで、高校入学当初から塾高の雰囲気にすんなり馴染んでいる様子です。これまでの友だちネットワークもありますし全く初めての状態ではない。その分、精神的ゆとりがあります。

附属生は体育会系の部活でガッツリ活動しているイメージが強いです。授業中に寝てたり、スマホしてたりと別のことをしているのも附属生の比率が高いのでは?という感じです。

…ただ、やはり男子。高入生も学校生活に慣れるに従いサボり率は高くなるようです。もれなくurashimamama長男も。半年もしないうちにその中の一人になって、すっかり馴染んでいるようでした(汗)

やっぱり!慶應

Benesseマナビジョン編集部 ベネッセコーポレーション 2009年04月
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成績上位は附属生? 高入生? どっち?

どうも、そんなに単純ではないみたい

あの超高い倍率の入試を突破したんだから、高入生はさぞかし優秀のはず! と思いがちですが…いやいや! そんな単純な話では済まなさそうです。

附属生だからといって、誰もが遊び呆けているわけではありません。全体的にも取り返しのつかないほど遊び呆けてしまっている生徒は、いたとしても実はほんの少数なのではと思います。

中入生は中学受験のエリートたち

中入生は、中学受験を突破した選りすぐりのエリートたち。小学生でありながら、あのハードな学習量をこなした勇者だからこそ、ここに存在するわけで、効率良くしかもコツコツ勉強する習慣を小6時点ですっかり習得済み。そういう意味でスーパーな存在なのです。

幼稚舎出身は育ちの良さからくる優秀さがある

幼稚舎からの生徒は高スペックかつエスタブリッシュメント。ここで言うエスタブリッシュメントとは、単に裕福なだけでなく教養の高い大人に囲まれて育ったという意味で。おかげで彼らは幼い頃から極自然にアカデミックな物事に触れる機会が多い。そのため高度な授業内容に親和性が高いと思われます。そして品の良いお育ちなので行儀が良くけじめがある。やるべきときは、きちっとやります。やっぱり!

urashimamamaは慶應ではありませんがエスカレーター式の附属校出身なので、なんとなく理解できるのですが、エスタブリッシュメントな方であるほど真摯にコツコツ勉強されていました。幼稚舎出身はそんな感じの生徒が多いのではと思います。

というわけで、そんじょそこらの生徒より学習習慣が徹底的に身に着いているし、いざというときの集中力は、附属生、相当高いと思われます。

小~大一貫の独自カリキュラムで附属生は高度な学習内容に触れている

長男が聞いたところでは、附属小・中では、附属校ならではのユニークなカリキュラムで、中学の学習内容は高校レベルにシンクロしているそう。そのため高入生にとっては初めての学習内容も、附属生にとっては聞いたことのある話も多い。「なるほど、だから授業中寝ててもどうにかなってるのかあ! 」と長男思ったそうです。

落第するのはどっちが多い?

だからといっても、やはり俗に言われる、“遊びまくって身持ち崩す”附属性もいるようです。慶應は留年のボーダーラインが他校より厳しいですが、留年となってしまうのは高入生より附属生の方が多いのかなあと。urashimamaも、長男も、留年してしまった生徒を全員知っているわけではありませんが、長男のクラスで留年してしまった子は附属生だったようです。

ただ、思春期の男子はいろいろと複雑です。とりあえず高1では、入試経験が記憶に新しい高入生はそう簡単には落第しないと思われますが…その後はその子次第でしょうか。

真面目な優等生はどっち??

一方で、クラスでダントツトップも附属生のようです。いかにも医学部志望という感じでバリバリ勉強し塾通いもしている様子だとか。附属生の中には「絶対医者にならねば! 」など、一族的な使命を背負っている生徒もいるでしょうし。そんな確率も高入生より附属生の方が高いと思われます。

高入生は他の中高一貫校と同じく中間層に位置する

高校受験の塾の情報などで、開成などの中高一貫校で高入生の成績がどのあたりに位置するかよく語られますが、附属からの生徒はトップ層か、下かの極端に分かれ、高入生は上の下から中の中に位置するとよく言われます。塾高でもそんな感じの分布図になっていそうです。

附属生は侮れない!

附属出身の生徒たちは普段の授業では寝ていたり、スマホを見ている生徒が多いようです。授業の度に行われる小テストではめちゃめちゃな点数を取る子も多いとか。そうかと思い油断していると、彼ら定期テストではバッチリ取る! 決めるべきところは決めてくるのが附属生のようです。

urashimamama長男は、普段の皆の様子にすっかり油断し一緒に遊び思い切りハメられた一人。クラスの平均点が思いのほか高く「なんで、皆できてるんだぁ!?」 と度々嘆いていました。何度かハメられ、最近は少し心を入れ替えたようですが(^_^;)

受験で這い上がってきた高入生よりも、附属生はどこか器用だったり、洗練されているところがあるのだろうなあ…と思います。遊びまくろうが、勉強しようが、高入生のずっとずーっと先を行っているような…。

以上がurashimamamaの印象です。

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