塾なし中学受験 夏休みはどうしてた?

失敗しない中学受験対策とは?
大手塾では到底実現できないそれぞれのお子様に合った受験学習を個別指導。

さてさて、いよいよ夏休みが始まりますね! 中学受験を控えた6年生お子さんのご家庭では、「この夏は頑張らないと!」と身の引き締まる思いでいらっしゃることでしょう。

塾なし中学受験で取り組んだurashimamamaも当時そんな思いでした。塾なしでしたから、「全ては家庭での学習内容にかかっている」との思いで…。

そこで、urashimamama長男の中学受験当時、どのような教材を使用し、どんなペースで学習に取り組んでいたか、思い出しながら書き留めておこうと思います。urashimamamaと同じく、塾なしで中学受験に取り組んでいる皆さま、ご参考までにどうぞ。

…ただし! urashimamama長男は、中学受験では成果を出せなかったので、「これさえやれば…!」という“お手本”にはなりません。悪しからず。どちらかといえば、反面教師として、何が足りなかったかを考えながら我が子に合ったスタイル、勉強量をカスタマイズされると良いと思います(^^)

大まかなスケジュール

  • 夏休みの始まりから8月上旬は、4月から取り組んでいた問題集引き続きこなしながら、これまでの総復習を行いました。
  • 8月中旬以降、過去問に取り組み始めました。他の塾では10月以降に始めるかと思いますが、サピックスでは夏期講習直後の8月最終週の志望校別特訓で過去問に取り組み始めること、手探りでの自宅学習なので塾で取り組むより時間がかかるだろうと考えて、早めに過去問に着手しました。

活用した問題集、参考書

国語

漢字対策1: サピックス『漢字の要』シリーズ

サピックス通塾時は、この問題集を使用して漢字の小テストを毎週行っていました。これを制覇できれば中学受験における漢字はOKと思われる内容のため、サピックスを辞めた後も毎日1ページずつ繰り返し行っていました。夏休みも引き続き反復練習をしていました。

漢字対策2:日能研ブックス『計算と熟語』

urashimamamaがアマゾンで調べたところ、6年生のものが見つかりませんでしたが、6年生もあります。4-6年生、3年分の漢字を4月より取り組んでいましたので引き続き。

知識問題・読解対策:SAPIX小学部『国語の要』 シリーズ

こちらはサピックス校舎のみで販売されている問題集です。<知識力><読解力ー文章編><読解力ー解答・解説編>と3冊セットになっています。4年生用、5年生用とあります。

サピックス通塾当時購入していたものの、余力がなく未着手の状態だったので、この問題集を夏休みに活用しました。

文法、慣用句などの知識問題はよくまとまっています。

また、自宅学習で最も不便を感じていたのは読解対策でした。『お母さんが教える国語の』早川先生の方式の実践練習を行いたいとも思っていましたがなかなか適当な問題集を書店で見つけることができません。この『国語の要』の<読解力ー文章編>は、サピックスの教材だけあり難易度が高く、5年生用でも十分な内容。解説もしっかりしているので、家庭での読解練習に大変助かりました。

算数

日能研ブックス『計算と熟語』

4月から取り組んでいましたが、引き続き。反復練習に活用していました。

分英堂 シグマベスト 『受験算数の裏ワザテクニック 図形編』

ポイントが分かりやすくまとまっています。長男、夏休みだけでなくこれを繰り返し使っていました。

中学への数学

難関校受けの思考問題が掲載されている月刊誌です。週末などパパがつきあえる時に問題をピックアップして父子で取り組んでいました。

理科

サピックス 『理科コアプラス』

暗記を中心とする1問1答形式で、習得するべき全ての問題がこの1冊に凝縮されています。4月より繰り返し行っていました。

シグマベスト 『受験理科の裏ワザテクニック』シリーズ

続編、続々編までの3冊のシリーズ。物理、地学、生物のおさえるべきポイントがメリハリある形で見やすくまとまっていてます。確認テストで理解を定着させることができます。長男、「これは役立った!」と今でも言っています。

社会

サピックス 『社会コアプラス』

一問一答形式で歴史、地理の中学受験で習得するべき重要事項がこの1冊にまとまっています。

マンガ日本史


マンガの日本史であれば、どちらの出版社でも気に入ったものでOKと思います。歴史は全体的な流れをつかむことが大切。それにはマンガでストーリーとして読むのが楽しめるし大変効果的です。長男は空いている時間に読むようにしていました。

どのようなメニューで日々課題をこなしてた?

以下3つのレベルにざっくりと分けて取り組んでいました。

  • 毎日行っていたもの
  • 何日かおきに行っていたこと
  • 空いた時間にやっていたことと

毎日取り組んでいた教材

  • 『計算と熟語』
  • 『漢字の要』
  • 『理科コアプラス』
  • 『社会コアプラス』

何日かおきに行っていたもの

  • 『中学への算数』
  • 『国語の要』の文章編(読解問題)

空いた時間に読んでいたもの

  • 『受験算数の裏ワザテクニック』シリーズ
  • 『受験理科の裏技テクニック』シリーズ
  • マンガ日本史

こんな感じで取り組んでいました。こうやってみると、知識の理解・定着は進みましたが、やっぱり難関校突破には演習量が足りなかったかなあ…。大手塾でガシガシに受験勉強を進めてらっしゃる皆さまには「甘いっ!」と一蹴されるだろうなあと思います(^_^;)

現実を知らない甘すぎな状態だったとは思いますが、親子で良い形でコミュニケーションを取りながら学習を進めることができました。そして、お友だちと公園遊びをしたり、家族で遊びに行ったり、時間をかけて真剣に自由研究に取り組むなど、十分にエンジョイして小学校最後の夏休みを過ごすことができました。これについては後悔がなかったなあと思っています。