男に、慶應志木での面接内容について聞いてみました。長男、忘れっぽいので1年前の記憶はうろ覚えのようですが、思い出せたことを記録しておこうと思います。慶應志木をの面接を受ける皆さま、よろしければご参考までに。
面接の集合時間
慶應志木は、2次試験の要項は配布されず、合格者番号掲示のパネルの横に別のパネルで『一般・帰国生入試 2次試験(面接)に関する諸注意』というタイトルで掲示されていました。
受験番号順に、第1グループから第5グループに分けられて、集合時間は第1グループから順に、8:30、10:00、13:00、14:30、16:00となっていました。
面接室に向かうまでの様子
校門入ってすぐのところで、お手伝いの在校生が受験生を案内・誘導してくださいます。母の私は慶應志木まで付き添いましたが、長男とはそこで別れて保護者用の控室に通されました。受験生は、面接の待機室として設定されている教室に通されたそうです。その部屋は「人口密度が高かった。ちょっとぎゅうぎゅう詰めっぽい記憶がある」と言っていました。
お手伝いの在校生が受験番号を呼ぶので呼ばれたら待機室の外へ。在校生に誘導されて面接室に向かいます。そして面接室の前で面接官に呼ばれるまで待機。
面接内容
面接は、先生2名と受験生の2対1。質問内容は、
- 今日はここまでどうやって来たのか(自宅からの交通経路)。
- 慶應志木に着くまでのどの程度の時間がかかったか。
- 中学校の部活について
など、面接でいかにも聞かれそうな内容。そして、最後に
- 他にどこの学校を受験しているか
と、質問されたそうです。
ちょっとドキッとしてしまいますが、でもこの質問も別にいじわるー(>_<)な感じではなく、ごくごく事務的に聞かれたとか。長男、正直に受験校を全て話したそうです。早いタイミングで行う慶應志木の試験ですから、他の偏差値60レベルの他校を受験するのは当然の話。しかも県外在住ですから。他を受けてないと言う方こそ不自然な話です。面接官の先生も、開成、筑駒の名が出たところで不快な表情を見せるとか、トーンが変わったということもなく「ふむ、ふむ」とごく事務的に聞いてメモを取られていたそうです。
以前も書きましたが、どうも、試験の点数、面接的にOKな受験者で慶應志木と同日に合格発表を行う開成高校を志望校に挙げた者は補欠に回すという運用なのではないかと思います。長男の合否結果は補欠1番。そして、補欠1番は合格発表日の午後8時以降に繰り上げ合格の電報が届きました。
今回あらためて長男から面接でのやりとりを細かく具体的に聞きましたが、
- 慶應志木までの交通経路、所要時間、
- 自宅の最寄駅
などを答えて、面接官の先生が長男が神奈川在住であることを認識すると「あー、じゃあ塾高の方が近いねえ」とにこやかにおっしゃっていたそうです。そして、他の受験校についても「はいはい。なるほど~(^_^)」と…。
今となって考えると、もう、どう考えても「ハイ! 補欠1番決定!」と即行判定されたんだろうなと思います(^_^;)。むしろ、補欠1番にするか、合格出すかを判定するのが長男の面接の意義だったようにも思えます。
確かに、振り返ればサピックスの先生から繰り上げ合格が来ますよという電話が来た時の、あの先生の淡々とした様子も…。毎年受験生のお世話をされているサピックスの先生方にとっては、“補欠1番=アンタ、開成って言ったね”と、もれなく分かるということなのかなあと(^_^;)
これは飽くまでも、長男の受験結果と面接の様子からの単なる推測に過ぎませんが…。以上が慶應志木の面接内容でした。