慶應義塾高校の1次試験は無事クリアしました。2次試験=面接は次の日。2月15日(月) 午後12:15 集合です。
これまでは淡々とポーカーフェイスで日々をこなしていた長男、「慶應は第一希望ではないから、別に」という態度だった長男でしたが、少し思い詰めた感じで尋ねてきました。「明日の面接で、他にどこを受験しているか聞かれたらどう答えればいいかな…?」
第一希望ではない、しかし死守したい慶應
そうだよね、確かにそうだ。開成はNGでした。筑駒はまだ結果は出ていません。ウソをつくのは良くないけれど、正直に言ったところで入学の可能性を既に断たれたところと、合格するかどうかの確信がほどんどと言っていいほど持てないところ。
慶應は、慶應を第一志望とする生徒を取る学校です。正直に言ったら「別に慶應が第一希望ではありません」と、宣言することになる。だというのに、相対する方には振られまくる可能性大です。
塾高の合格は取りたい。ここは絶対、死守したい!
サピックスの先生に電話で相談
長男、サピックスの先生に電話で相談しました(先生、この時期は本当に夜遅くまで常駐。受験生のオンタイムの相談に対応して下さいます)。先生、長男の悩みに共感してくれつつ
- 嘘をつくのは良くないが、全て言う義務もないこと
- もう済んだことは、わざわざ言う必要はないこと
を説明して下さったようで、結論として「慶應と横浜翠嵐高校で考えています」と言うよう指示して下さいました。
大変明快に、思春期の子どもにも納得行く回答。長男「なるほど!」と、とてもしっくり行ったという感じで電話を終えていました。“嘘をつく必要はないが、全てを言う必要もない”ひとつ、大人の立ち回り方を学んだ長男でした。