帰りの電車で考えていたこと
開成高校の合格発表を見た後は、西日暮里駅から地下鉄で帰りました。
大手町で乗り換えて都営三田線へ。このルートでは通学しなくて済んだなあ。やっぱりターミナル駅を毎日使うのは混雑するだろうし、母としては心配だ。よかった。
最近の地下鉄は、私鉄の直通電車が増えて便利になったのは良いですが、そのおかげで、どこかの駅でトラブルがあると影響が広範囲に及びます。
入試約1週間前のある日の早朝、寝ぼけながら、開成入試当日に電車のダイヤが乱れたら…? と心配になったことがありました。長男は別のルートを使って上手くたどり着けるか? その辺のバッファーも考慮して余裕を持って出かけるとしたら、一体何時に出ることになるんだろう? 考え始まったら、どんどんどんどん不安になりだして、雪が降ったら!? 地震があったら!? と次々と深刻な妄想が…!!! おかげで朝5時前に完全に目が冴えてしまいました…! …もうほとんど病気です(~_~;)
奇しくも、ちょうどその日のお昼頃、渋谷駅構内で電気系統のトラブルが原因で煙が出て電車がストップするというトラブルがありました。
煙とはなんとも想定外な設定!!! それをニュースで見た私は、けっ、煙と来たかぁぁぁっ!? 当日そうなっちゃったらどうしよう! きいいいいいっ! と、大パニック。
パパと長男は、「ま、そういうことがあったら、学校側もしかるべき対応をしてくれるでしょ。一人で考えても仕方ないでしょ」と、私とは正反対に冷静で落ち着いた反応。そして、私の妄想に対しては、「そんなことばっかり考えてると、気がおかしくなるよ」と一蹴…(~_~;)
でも、そんな心配がつきまとうほど開成はやっぱり我が家から遠いということ。だからよかったんです。不合格で。ひとつ心配事が減ったのです。
開成不合格、ただそれ一つが大ダメージに
…ただ、開成が合格していれば、筑駒に向けて大いに自信がついた。開成NGは精神的に大きな痛手となることを、実感。開成合格を取れるか否かでは、精神的に天と地の差です。やはり、“練習”で済むものではないんですね。
慶應志木の1次合格を見たとき、桐蔭学園合格の連絡を受けたとき、昨日までの気持ちとはガラッと正反対に変わった。たった一つの学校の、それもダメ元、練習で受けた学校の“不合格”、ただそれだけでドドーンとどん底まで突き落とされてしまうものなのですね。
まだ他にも学校あるのに、第一希望ではないのに、元々大丈夫なところもぜーんぶダメにしちゃいそうなくらいの、すごーいマイナスパワー(;_;)
開成高校が候補からは消えた。慶應志木の繰り上げ合格はいつ来る? 長男、今日の塾高はどうだっただろう? 塾高ダメだったら志木に行く? 翠嵐に行く? 翠嵐は大丈夫…かな…?
…
またまた、新たなぐるぐるが始まった。でも、今度のぐるぐるは重――――いっ!! (T_T)
すると、ある駅から、近所の長男のお友だち親子が電車に乗ってくるのを目撃!
この駅周辺に併願私学があるのでしょう。入学手続書類らしき封筒を手に持って、嬉しそうにママとお話ししながら乗ってきました。
やばっっっ!!!!!!!
マスクをしていたのはラッキーだった! そしてコートの襟を立てて顔を埋め、うつ向いて寝たふり~~~~zzz。
お友だち親子、うまいこと私には気付かず前を通り過ぎて行きました。こーいう中途の段階ではママ友には会いたくものですね(^_^;)
以前、受験シーズンになるとママ友に不思議と会えなくなる、どこにいるのかまったく姿が見られないと書いたことがありましたが、実はこんな感じですぐそばにいるのかもしれない…! 私も最近全然見かけないなあと思われてるママの一人かも!? 実は、みーんな相変わらずそばにいて見えてないだけかもしれない…!
目を凝らしてよーく見てごらん、あなたのすぐそばにママ友が…ほらっ!!!
不合格の重さ、新たなぐるぐる、そしてママ友の謎…! いろーんなことをぐちゃ混ぜに考えながら寝たふりを続けましたzzz