合格をいただくとホッとするとともに気持ちが揺れる
もともと我が家の志望校のイメージは
- 第一希望は筑駒
- それがダメなら翠嵐
- 押さえは桐蔭。願わくは特別奨学生
- それ以外は練習!
という感じに単純に考えていました。筑駒、翠嵐以外は合否結果チェックだけでいいや~くらいに思っていました。しかし 実際に合否結果が出てくると、これまでとは違う心理状態になっていきました。
受験スケジュールと当初の思惑は以下の通りです
- 1/17 西大和学園 → 練習
- 2/ 7 慶應志木 → 練習
- 2/10 開成高校 → 練習
- 2/11 桐蔭学園 → 押さえ&学費免除狙い
- 2/12 慶應日吉 → 受験のリズムキープ
- 2/13 筑駒 → 本命
- 2/16 横浜翠嵐 → 第二志望
前述の通り、筑駒まではすべて練習。筑駒残念なら翠嵐。塾高は私立だから、下に2人控えているので学費の面でやめとくかな~。近いから一応受けておく? くらいに考えていました。
ところが! 実際に合格をいただくと入学手続きをスル―して入学の権利を失ってしまうのがもったいない気がしてきます。模試とはやはり違うんですよね! 地理的に入学することは想定外の西大和学園でさえ、「払っとく?」と締切前に真剣に考えましたから。
練習校のつもりの慶應志木の存在が大きくクローズアップ
そして2月10日。慶應志木 一次試験合格発表日。もともと慶應志木は、自宅からは遠いので単なる練習。合否結果をチェックするだけで面接はしないつもり。志木の面接日は桐蔭特別奨学生の入試日でしたし、併願校として合格確定している桐蔭を学費免除にする方が優先でした。
合格発表を見に行くと、一次試験の合否結果は、無事合格。そしてラッキーなことに、長男の面接の集合時間は、桐蔭学園を受験した後でもどうにか間に合います。
…なら、やってみる。そうだよ、やってみよう! これはご縁だ! 合格取ってやるーっ!! と、途端に気持ちがガラリと変わりました。
- 練習 → 合格 → 次のコマへ
- 練習 → 不合格 → 次のコマへ
こんな感じに、当初頭で考えていたみたいな、そんなすごろくみたいな単純な図式では済まないものなんですね。
受験→合否確認が機械的なものでは済まなくなり、「合格取る!」という意識がurashimamamaの中でメラメラと燃え始めました。そして、できる限り多くの合格のカード持たせて、第一志望の筑駒に臨ませる! 筑駒入試には是非とも安泰で臨ませてあげたい! そのための条件づくりなら親はいくらでも手伝おう! という心境になりました。慶應志木で初めて合格発表の現場に立ち会い、母の私がハイテンションになっちゃっただけかもしれませんが。
のん気な私は、ここでやっと、それぞれの学校の合格をいただくことの意味みたいなものが分ってきたのでした。