公立発表も終わりました。

公立高校の合格発表。そして、それぞれに結果が出ました。

3月に入り、「もうお雛祭りだねえ。明日のご飯はちらし寿司だね」と話していると、長男は「え!? もうそんな!?」と時間の流れの動揺を隠せない様子です。

それもそのはず。受験期真っ最中のほぼ2週間、長男は学校に行かずに、家でコンディション調整しているか、受験会場と家との往復だけでしたから。母も知り合いに会うこともなく(ママ友、音信不通&消息不明だし(;_:))の隠遁生活でした。

「でもさあ、振りかえると受験期間、結構面白かったよ!」と、爽やかな笑顔と共に長男の高校受験総括コメント。

えっ!?あの、ママは口唇ヘルペス出るくらいプレッシャーと悩みの日々だったが、それが「結構面白かった」とな!? 憧れの最高峰が叶わなかった時の、あのどんよりとした空気が!? 眠れない日々が「面白かった」!? 私の口唇ヘルペスは「面白かった」で一蹴かい…!?

パパ解説するに、「確かに大変だったけど、ああまで自分が主人公になって、様々なドラマが展開されることって滅多にないもんなあ」だそう。感慨深げに「うん、そう。そういうこと」とうなづく長男。なるほど。そういうことか。

「だから、ママたちはハラハラしたり、ドキドキするんだよ! ハラハラするのは主役があなただから。自分は主役になれないから。自分ではどうにもならにから、いっそのこと自分が受験生だったらどんなにラクか! と思っちゃうくらいキツイかったよ」と話したら、長男、能天気に「そうかあ!ママたちジェットコースターの最後尾で耐える人と一緒だもんね」とにこやかに一言。「前はどうなってるか見えない、自分じゃどうにもコントロールできないから確かに怖いよねえ~」と。

「そうだよ、ジェットコースターは線路あるけど、アンタの場合は、線路の存在自体見えなかったからねえ~」と言い返してやると、「それは、僕も同じだよ。どこに線路があるかなんて、全く見えなかったよ」と。そうだよね、確かに本人こそ大変。どこに自分の線路があるか、それを見極めるために挑んでいったという面もありますからね。

…でも、あー怖っ!(>_<)(T_T) そんな暗闇の中で、合格目指してもがきつづけるのが受験というものでしたっ!(T_T)

まあ、今lこの時点で「面白かった!」の言葉が長男から聞けたこと自体、恵まれた、良い受験だったのだと思います。