urashimamamaの子育てブログ

中学受験・高校受験について考える

慶應義塾高等学校 卒業式はどんなだった?

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おかげさまでurashimamama長男、無事に高校卒業しました。
2018年度の慶應義塾高等学校の卒業式の様子をお伝えします。

 

卒業式の日程は?

2018年度の卒業式日程は、3月23日(土) 午前10時からでした。

恐らく殆どの高校で、卒業式は2月末か3月の初旬に卒業式が行われると思います。
しかし塾高の卒業式は3月下旬!

こんなに遅い卒業式、珍しいですよね~。
下の娘の小学校の卒業式も終わった後の卒業式でした。
もしかしたら日本で一番遅い卒業式かもしれませんねえ~。

しかし、子どもたちの春休みが短いというワケではありません。
いや、短いどころかむしろ長ーーーいっ!

後期の学年末テストは1月22日~1月28日まででしたが、
それで学校は終わり!
そう!1月29日からお休みでした~♪

urashimamama、テストが終わってもせめて1月一杯は登校するのかと思いこんでいたのですが、
テストが終わって帰宅した長男に「もう学校終わりだよー♪わーい休みだ♪」と言われてビックリ。

その1月29日から、約2ケ月ぶりの学校で卒業式でした。
厳密には、途中の2月20日に推薦の学部発表がありましたが、
まあいずれにせよ、3月23日まで高校生徒は思えない長―――いお休み。

卒業式が3月下旬なんて遅いなあ!
でも、それならそれで暖かくなってきているだろうしその方が助かるわね~と思っていましたが…
よりによってその日に限って真冬の寒ーい
雪交じりの雨がパラつくようなお天気でした~。寒かった。

 

卒業式の会場は?

卒業式の会場は、日吉会堂。
いつも保護者会が行われる場所で行われました。

この日吉会堂、塾高開設70年事業の一環として建て直しをすることが決まっています。
この会場で卒業式を挙げる最後の学年かもしれませんー。

 

卒業式の進行は?

式次第は以下となっていました。

  • 開式
  • 学事報告
  • 卒業証書授与
  • 表彰状授与
  • 卒業記念品受納
  • 式辞  校長
  • 祝辞  常任理事 大森正仁
  • 送辞
  • 答辞
  • 塾歌斉唱
  • 閉式

 

1学年約700人のマンモス学校であること。
それと恐らく福沢諭吉先生の独立自尊の教えからの伝統?
これまで経験した卒業式とは少し違う形式での進行でした。

卒業生の入場はなし

700人、18クラス分が全員が入場するのを見守るだけでもエライ時間がかかるからかな??
お約束の卒業生入場がありません。

開式前のざわざわした中、
各クラスのHRを終えた生徒たちが順々に会場に来て着席していました。
もちろんBGMもなく、ピシっと整列して入場というわけでもなく。
そこにはセレモニー要素はなし。

福沢諭吉先生の自由を重んじる教育方針からか、
考えてみると、日本のセレモニーによくありがちな統制的な動きがほとんど見られません。
それは入学式もそうでしたね。

 

卒業証書授与は全員ではなく代表者が

これはもう、それこそ700人近くいる卒業生一人一人に卒業証書を渡していたら何時間かかる?
ということからでしょうね。
卒業証書授与は代表者のみが受け取りサクッと終わりました。

生徒一人一人には、卒業式後、各クラスで担任の先生から渡されました。

 

賞状授与

賞状授与の対象者は

  • 三年間成績優秀者
  • 一年間成績優秀者
  • 皆勤表彰者
  • 精勤務表彰者
  • 一年無遅刻無欠席者

それぞれの各代表が壇上に上がり表彰を受けました。
ちなみに、表彰者は式次第に記載されています。

 

表彰状授与

  • 小泉体育賞
  • 小泉体育努力賞
  • 塾長賞
  • 校長賞

対象者は、競技会等で好成績を収めた部活や個人です。
甲子園に出場した野球部は塾長賞をいただいていましたー。

塾長賞、校長賞などの部活の表彰は主には運動部。
塾高は、甲子園はもちろんインターハイに出場した部活も数々ありますから。

成績優秀者の表彰があるかと思えば、
運動部が全国大会レベルで優秀な成績を収めて次々と表彰…
いかにも文武両道の学校だなあというイメージでした!

入学してからつくづく実感しましたが、塾高は体育会系の部活がとーーーっても盛ん!
運動部はどの部活もなかなかの強豪です。

学問的にも難関校と言われている学校なのに、運動も!
しかもちょっと上手くらいでなく全国レベル。
中にはオリンピック日本代表候補になっている方もいましたし。

もう!皆さんどこまで器用なんだかっっ!!

 

卒業生退場も無し

これも約700名のマンモス学校だからか?
卒業式にお約束の卒業生退場、あの、拍手に包まれ卒業生が会場を後にする、涙、涙の退場がありません。

セレモニーが終わると壇上にいらっしゃる校長、理事の面々が降壇して終わり。
そしてそのまま引き続いて、同窓会の入会式。
同窓会会長、服部セイコーCEO 服部真二様からのお祝いの言葉をいただきました。
服部様のお話しといい、同窓会は楽しい雰囲気のものでした。

そして同窓会が販売する、今年度卒業生のための限定デザインのネクタイの割引販売の告知。
デザインは3種類あり、2本,3本とまとめて購入すると割引だったのですが、
会場を出た後購入しに行くと、あっというまに売り切れてて…1種類しか購入できませんでした。
買いたかったのに買えなかった人続出。

同窓会の入会費少し値上げしてもいいから、
全員がネクタイ購入できるようにして欲しかったなあ~なんて思ってしまいました。
でも購入を強制しないこと自体も「独立自尊」かもしれませんね。

 

ワグネルソサイエティのオーケストラが素敵

塾高はワグネル・ソサイエティ(=オーケストラ部)があります。
なので卒業式の音楽はワグネルの生演奏。

開式予定時刻の5分前にワグネルの演奏が始まりました。
いわゆる劇場の開始ベルのような、開式の合図。

しかし、生のオーケストラ演奏というのはいいものですねえ!
高揚感がある。

ワグネルの演奏が始まる前までは、urashimamamaは
「寒い?冷えるかなあ~」とか、
「窮屈かなあ~」とか、
「長男見えるかなあ~?見つからないかな~?」
とかしょーもないことばっか、雑念に捕われまくりでしたが、
演奏が始まった途端、晴々しい華やいだ気分になって、
式に向かって一気に意識がスイッチオン!
セレモニーが始まるなあとワクワクしてきました。

開式の合図にワグネルソサイエティが演奏していた曲は
ワーグナーの『ニュルンベルクのマイスタージンガー』。
確か、入学式も同じ曲を演奏していたような記憶があります。
塾高のセレモニー定番曲ということかもしれませんねえ。

卒業式の定番と言うとエルガーの威風堂々というイメージがあります。
urashimamamaの大学卒業式もそうでしたし、この度の下の子の小学校卒業式もそうでした。
長男の中学卒業式でもそうだったなあ~。

なので、卒業式にこの選曲も珍しいのではないかと。

卒業式に威風堂々というのももちろん素敵ですが、
このワーグナー曲は華やかでいいですね。
お祝い気分満載で良い♪
さらに若々しいイメージがあって男子校のイメージにピッタリだなあと聴きながら思いました。

そして式の後半では塾歌も。
もちろんワグネルソサエティの伴奏で。

生のオーケストラでの塾歌は、またまた荘厳でカッコいいです~。

ちなみにセレモニーでは若き血ではなく塾歌。
若き血は最も親しまれている歌ですが、歌われるのは競技会など。
塾高校歌も別にあるそうですが三年間で歌う機会は一度もないみたいです。

 

塾高の卒業式は明るくサッパリ!

卒業生の入場、退場は無し。
一人ずつの証書授与もなし。
いわゆる卒業式の泣きのツボはなし。

しんみりしたり、せつなくなったり、ウルウル、ジーンとなる生徒ももちろん皆無。
まあ男子校ですしね。

ワーグナーといい、
塾高の卒業式は「別れ」の寂寥感よりも
「お祝い」ムードに満ち溢れ、意気揚々とした、清々しいものでした。

生徒たちは帽子は被っていませんが、帽子があればアメリカの大学の卒業式みたいに
最後に帽子を空高く投げ飛ばして「イエーイ!」で終わりそうな。
そんな明るくサッパリした雰囲気でのお式でした。

こうカラッとした卒業式というものも附属校ならではなのでしょうねえ。
附属校、しかも大学は同じ敷地内だし。

そしてこういった雰囲気は、福沢諭吉先生の頃から引き継がれているのかなあとも。

慶應義塾は西洋の学問を学ぼうと福沢諭吉先生が蘭学塾を設立したところから始まります。
そういう意味でも、卒業式での心の持ちようは西洋風、
日本的な涙の卒業式とは少々イメージが違うのかもしれません。

でもurashimamamaは、このサッパリ感好きだなあ~と思います。
卒業、別れ、といっても18歳。
人生まだまだこれから。
未来に向かってワクワクしていた方がいい!

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