urashimamamaの子育てブログ

中学受験・高校受験について考える

中学受験で不合格1 麻布中学が不合格だったときのこと 

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中学受験で不合格1 麻布中学が不合格だったときのこと 

お恥ずかしい話ではございますが、中学受験での不合格だったときのことを思い出しながら綴っていこうと思います。今にして思えば、かなりメチャクチャの無鉄砲(笑)

危なっかしいなあ(>_<)と、反省しきりですが…。反面教師としてお読みください。まずは長男が、麻布中学を受験して不合格だったときのことです。

“不合格”という現実にハッとした

合格者番号掲示に自分の受験番号がないと分かったとき、長男は悔しさと悲しさが入り混じった、でも自分の気持ちを悟られまいと必死に隠そうとする、何とも言えない複雑な表情でurashimamamaを振り返りました。

長男の表情を目の当たりにしてurashimamamaは、現実の重さに初めて気付き、ハッとさせられました。
「とんでもないことをしてしまった! 」
長男を深く、深く傷つけてしまったと、urashimamamaはとても、とても、動揺しました。

urashimamamaにとって、我が子は何よりの宝物です。宝物だからこそ、やってたことなのに。でもそれはただただ、ひどい仕打ちをするだけだった。

“力試し”、“ダメ元”なんて、キレイごとなんてあり得なかったんだ。NOはNOでしかない。ダメはものはダメ。不合格は、不合格。ただ、それでしかなかった。

“不合格”、その一言でフワフワと思い描いていた憧れや未来への甘やかな夢は、全てバッサリと、冷酷にシャットアウトされてしまうものなんだ。

わずか12歳の長男にはとてもじゃないけど対応しきれない現実。ただそれを突きつけただけだった。辛い思いを味あわせるだけだった。

urashiamamaはツーーーーーンッッと胸が締め付けられて、息苦しくなったのを覚えています。

掲示板確認後は即、退散!

「あー! 残念っ! 悔しいねえ!! 頑張ったのにね! 」

urashimamamaは、自分の中の苦しさを振り払うように、そして言葉が出ない長男の思いを代弁しようと、明るくいっぱいの笑顔で言いました。

麻布中学の合格発表の現場にはテレビクルーも来ています。歓声が上がる度に声の主に食いつきインタビュー。密着取材もあるみたいですが、当然どれも痛快サクセスストーリー狙い。もはやここは長男にとって、これっぽっちもいい場所ではない。

合否確認後は即退散。合格者の手続き書類受取りの列を尻目に校門を出ました。

合格発表に向かう道中では

麻布中学の合格発表は、予定時刻より少し早めに始まったようです。

urashimamama親子が広尾駅から麻布中に向かう道中、広尾駅に戻る親子に次々とすれ違いました。目を真っ赤にして歩いてくる男の子たちを何人も見ました。その度にイヤーな気分、イヤーな予感がしたけど…。うちもその中のひと組だったってことか。

校門前で、近所のサピックス通塾時の塾友親子とすれ違いました。彼はサピックスを全うし、当初から合格圏と言われていただけあり、見事合格。
「おめでとう」
「合格してるといいね!」
と言葉を交わし、別れましたが…。

なんでこのタイミングで会ってしまうんだろ!? 一番会いたくなかった!

塾の全面的なバックアップを受けて受験する子がほとんどの麻布で、urashimamama親子は、塾なしでアウェー感満載ながらも冷静を保ち頑張ってきました。なのに、なんで今ここで、こんなに心をざわつかせることが起こる!? 神様、うちなんか悪いことしたっ!?

その時点で結果は見ていませんでしたが、とても複雑でイヤな気分がしました。結果を見た後じゃなかったのがせめてもの救いでしたね…。

帰り道は、涙、涙…。

広尾駅までの道のりは人通りも多い。こんな気分で長男にこのルートは歩かせたくありません。車でお迎えに来てくれる予定のパパとは麻布十番で落ち合うことにしました。

麻布十番に向かうことを伝えると、長男はurashimamaから離れて先をどんどん歩いていきました。

麻布中から麻布十番に向かうこのルートは入学説明会や文化祭の際に何度か歩き、長男はすっかり覚えてしまっていました。
「ちょっと前までは、どんな場所でも無鉄砲に走っていっちゃう子だったけど、もうそういうの、なくなったなあ。背も高くなってお兄ちゃんになったなあ」
urashimamama、この期に及んで的外れに能天気なことを考えながら長男の後を歩いていました。

長男は無言のまま早歩き。一切振り返らずに、urashimamamaをどんどん、どんどん引き離します。

歩いているうち、長男の手が時折り頬に行くようになりました。涙をぬぐっているみたいです。段々と涙をぬぐう回数が増えて、ちょっとふらつき、立ち止まり…。でもurashimamamaが近づくとハッとしたように歩き出し、再びurashimamamaを引き離します。

urashimamamaは、転ばないかな、大丈夫かなと気にしながら、長男を黙って見守るしかありませんでした。

麻布十番商店街ではガラッと変わってお祭り

麻布十番商店街に辿りつくと、山車が出ていました。節分の豆まきパレードでした。

麻布中では悲喜こもごもでしたが、歩いて10分するかどうかのこの場所ではそんなのお構いなし。そうだよ、世の中そんなもんだよ。世の中的には中学受験なんてちっぽけなこと!

「ねえ、見てごらん! お祭りやってるよ。ちょっと見てみない? 」
urashimamama、長男を呼びとめました。
しかし長男は、後ろを向いたまま首を横に振るだけ。そうだよね。それどころじゃないよね。ごめんね。

でもいつもの長男はそういうイベント、単純に楽しむタイプです。パパにも弟、妹にも見せてあげたかったな。そうだ! 写真を撮っておこう。長男も機嫌なおったら「見たかった! 」って言うかもしれないし。

urashimamama、バッグからデジカメを取り出しました。合格でも不合格でも、合否発表現場を撮影しようと持参したデジカメです。でも現場では全然それどころじゃなかった。受験番号が無いの、一目瞭然だったしね。

撮影しようとカメラを向けますが、なんだかなかなかピントが合いません。

あれ? 調子悪い…? …あーこれはピントじゃなくて、私の目がヤバイせいだ。目に涙がじわっとくるから、ピントが合わないんだなー。

長男の方を見ると、長男後ろを向いたままで立ちつくし、声を殺して泣いています。urashimamamaは、たまらなくなって長男の肩を抱きしめました。

長男、ボロボロ泣きながら意地を張って何度か抵抗ていましたが、urashimamamaは構わずギューっと、ギューッッと抱きしめました。長男の身長はurashimamamaにせまってきたけど、まだ小さいし華奢です。まだまだ幼い少年だよ!
「ママ! 早くパパに会いたいよ! お家に帰りたい…!」
「ごめん、ごめんね! そうだよね! お家に帰ろう…!」
urashimamamaの涙腺も決壊! 二人でポロボロ泣きながら、パパと弟、妹の待つ車へと向かいました。

 

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