中3 最後の模試で偏差値急落!当時urashimamama長男はどう思ってた?

中3最後の模試の結果が出た当時、偏差値の急落ぶりにビーックリして頭真っ白になったurashimamamaでしたが、長男本人はどう思っていたのでしょう?

urashimamama長男に、当時のことを思い起こしてもらってインタビューしてみました。

偏差値が10ポイント落ちたのはショックだった?

偏差値が10ポイント落ちの結果については、
「いや、別にショックとは思ってなかったよ」
と、迷わず即答してくれました。

おや、意外! 急落した偏差値を見ても、動揺しなかったんだ! 長男、実はかなり強靭なメンタルの持ち主だった?

偏差値ダウンの結果をどう捉えてた?

偏差値急落に特にショックを受けなかったにせよ、何かしら感じることはあったでしょう。それについて聞いてみると、
「模試でいい結果が出なかったときは、自分の自分の感情や、気合いや集中力が上手く噛み合わなかったからだとしか思ってなかった」
と、あっさり。

…え? なんだそれ…?

長男にとっての模試とは…?

長男は、模試では集中力や気合いが噛み合うかどうかをただ見ていただけだそうです。
長男曰く、模試はそういった感情コントロールの訓練の場であり、
学習面の習熟度を確認するものとは捉えていなかったとのこと。

大人のurashimamamaとしては、模試とは、どこがどれだけ定着できているかを確認し、今後するべきことを考えるための材料なんじゃないの!?  と思いますが…。

「模試の結果を見て反省したり、今後の対策を考えようとはしなかったの?」
とたずねると、

「反省なんて別に。
知識が入ってるかどうかなんて、もう僕の中にはとっくに入ってるんだから
別に必要ないよ」
またまたエライ強気のお言葉が…!!! (゜Д゜;)

知識が入ってるからこそ模試では

  • 感情コントロールが上手くできているか
  • 気合や集中力が噛み合うか
  • 全てをアウトプットできるか

以上3点だけを見ていたそうです。
自分がどう解答したか、正解だったかどうかとかどれだけ得点できたかじゃないってさっ!

偏差値が下がったときも、「今回は上手く噛み合わなかった」としか思わなかった。
ショックを受けたり、自信を失ったりすることはなかった。
「自信を失う必要なんて、どこにあるの?」
と言っていました…。

長男(=中3生)は独特な考えをしている…??

そうなのね!
だから長男、模試の後テスト直しをしてなかったのか!
urashimamamaに突っ込まれても、
サピの先生方にあんなにキィキィ言われても、
全く動じずテスト直しをしなかったのは
そういうことだったんだ…!!

長男がそんな考えで模試を受けていたと、今回初めて知りました。
ビックリ。
…でも、感情コントロールも大切だけど、それが全てって…どうよ? (゜_゜)

中3当時、大人びてきたようにも思ってましたが、中身は所詮そんなだったか!
ある意味正しいかもしれないけど、
なんだか甘いし感覚的過ぎるよぉ!(;_:)

長男の論理にクラクラしながら
「…それじゃあ塾に通うより、気功とか合気道の道場とかに通ったほうがよかったってこと?」
と、urashimamamaつぶやきました。

すると、長男、
「そんなの全然必要ないよ! こういうことは他人にどうこうして貰うもんじゃないんだから。自分の気持ちの強さや集中力の高さは、自分に備わっているんだから! それを自分が引き出せばいいだけなんだから!! 」
と。

すごい! すごいぞ!
なんだか、すごーい自信だぁ! \(◎o◎)/!

模試で反省はしないと言い切るurashimamama長男。それって結局…!?

なんか長男、エライ自己肯定感が高いです!

自信がないよりいいけどね。
urashimamama、第一子の長男にはついつい厳しく子育てしちゃったかなあと反省しきりなので、自信喪失してないことが分かってよかったけど。
十分に自信があって安心はしたけど…。
…でも、それにしても、なんでそこまで根拠ない自信があるんだろっ!?

長男の話に、ちょっと、ちんぷんかんぷんになりながら、
「…それって…?? …結局、もしかして、中2病なんじゃあ…?」
と、ふと“中2病”という言葉が口をついて出てしまったのですが、
すると長男、打てば響くように、
「そうそう、中2病だよ。中2病。決まってるじゃん。まだ、中3なんて中2病引きずりまくりだよ」
と返してくれました…。

なるほど!
中2病!

…ええーーーっ!?!? 中2病!? (>_<)(T_T)

中3だけど、まだまだ頭の中は、中2病健在なんだそうです。

高校受験の中3は思春期真っ只中でもある

  • 模試のテスト直しをしない
  • 模試の結果を見て反省しない
  • 気持ちが乗りさえすればテストで高得点取れると信じて疑わない

これら全ては“中2病”の成せる業のようです!

なるほど、そんな了見でやってるから、
大人には思いもよらない低い偏差値を取ったり、
絶対ムリと思ってるときに高偏差値取ったり…
安定しないジェットコースターぶりを見せてくれてたんだなあ!
中学生、怖いよ! (;_;)

urashimamama長男は相当個性的だと思いますが、
世の中学生とは大なり小なりこんな感じなのではないでしょうか?

筋道が通ってるんだか通ってないんだか分からない論理を、
冷静かつ客観的なようで自己愛満載の都合の良い論理を、
勝手に自分の頭の中で展開しまくっているのでは!?!?!?

urashimamama、長男の話に、思春期の心模様のリアルを垣間見ることができ、
そういうことだったのねえと妙に感心してしまいました。
思春期、ホント不思議な生き物。
面白いけど、大変(T_T)
“知らぬが仏”って言うのか…
ある意味強くもあるけどね。

その根拠のないフワフワとした、
大人には永遠の謎の感覚を持ちながら、
大人の作り上げた受験システムの中で闘っているということですね。
でも本人はその矛盾に気付きもせずに、
まんまと乗り越えてしまう図太さも持ち備えているのでしょう。
それが“中2病”ということでしょう。

まるで自転車を目隠しして両手離しで乗ってるみたいー!
しかも道を走ってるんじゃなくて綱渡りだったりするんだよぉっ! (>_<)

中学生とはこんな感じに、大人とはかけ離れた思考回路をしているみたいです。
模試の結果をとやかく言っても、
大人が思うようなアクションを起こさないのは当然かもしれない。

長男も、当時の自分を振り返って、
「自分がどの程度のものか今以上に全然分かってなかった」
「でも、自分の気持ちが崩れないようにするには、そうやって強がってるしかなかった」
とも言っています…。

思春期! 本当に複雑(;O;)
受験生をお持ちのご家庭の皆さま、思春期のデリケートな気持ちにできるだけ寄り添ってあげて下さい…。