urashimamamaの子育てブログ

中学受験・高校受験について考える

慶應義塾高等学校 高入生は馴染めるか? 

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慶應義塾高等学校 高入生は馴染めるか? 

長男は高校から慶應義塾に入学した、いわゆる“高入生”です。附属出身の生徒が多数いる慶應に高校から入学なので、いわゆる転校生みたいなもの。新参者の立場です。

高校受験で早慶などの大学附属校や開成、筑駒など中高一貫校を志望校にお考えの皆さまにとって、高校から入学でも我が子が馴染めるかどうかということは、とても気になるテーマだと思います。

長男が慶應義塾高等学校に入学してこれまでどうだったか? 学校にすんなり馴染むことができたかどうか、urashimamamaの雑感を記しておきたいと思います。

慶應義塾高校は高入生が全体の半分

慶應義塾高校は1学年約700名。そのうちの半数の約350名が高入生です。

慶應は中学に入学する時も、幼稚舎からの生徒と中入生が半々の人数構成。附属出身者が人数的に優勢にならないよう常に配慮されているようです。

クラスも附属出身者と高入生が半々の人数構成でした。おかげで高入生という理由で疎外感を感じたり、肩身の狭い思いをすることは特になかったようです。そして入学して半年程度で附属出身か高入生かを気にすることもなくなったと言っていました。

一方、開成は高校は1学年400名のうち高入生は100名。筑駒は1学年160名のうち高入生は40名。いずれも高入生は1/4と少数派です。そういった面では、慶應の方が安心だったなあと思いました。

でも、クラスは1年ごとにシャッフル

クラスは1年ごとにシャッフルされます。マンモス校であるがゆえにクラスが離れ離れになると会う機会が激減。教室が遠く、部活が違うともうほとんど会う機会がない状態。長男が高2に進級したときは、仲の良いクラスメイトや部活仲間とことごとく離れてしまい、知らない人ばかりのクラスに! しかも附属出身比率が高くぼっち感がハンパなかったようです。「1年間僕なりに友だち作り頑張ったのに…!」と嘆いていました。

あらゆる意味で“独立自尊”

“独立自尊”とは、「自他の尊厳を守り、何事も自分の判断・責任のもとに行うこと」を意味する福沢諭吉の慶應義塾建学の精神です(慶應義塾大学HPより)。

この建学の精神、長男の高校生活を通して実にあらゆる場面で浸透しているなあと感じます。いわゆる校則らしきものは特になく、法に触れる行為はしないこと、公共マナーを守ること、登校時は制服を着ることくらいでほとんど自由。勉強、部活と、実に自由にのびのびと活動しています。

しかし! “独立自尊”だからこそ、誰も構ってくれない。自分がどうにかしないと、自分から発露しないとどうにもなりません。

クラス単位の活動はほぼなし

クラスの活動も、ホームルームは週1回のみ。席替えも特にせず、入学時クラスとして自己紹介することも特にありませんでした。長男のクラスでは生徒たちが自発的に自己紹介の場を設けたようですが。クラスで参加する学校行事は5月に球技大会、10月に体育祭があり、それなりに盛り上がるようですが、だからといって練習や準備に時間をかけることはありません。

授業の受け方も独立自尊

“独立自尊”なので、授業中寝てようが、スマホ見てようが、全て自己責任。先生によって4月の最初の授業で「最低限のマナーは守るように」、「人の邪魔はしないように」程度の注意はあるようですが、基本的に何をしていようがお構いなし。

長男、高1のクラスは授業態度は比較的真面目と先生方に賞され、クラスのまとまりもあり、おかげで居心地はよかったようです。しかし、クラスによっては皆勝手気まま&ドライな雰囲気で、知り合いのいない高入生にとってはキツイ場合もあるようでした。

他人に惑わされず、自律的に生活できるかがカギ!

このように、あらゆる意味で“独立自尊”なので…。

受身でいても何事も改善されません。部活なり、委員会活動なり、自分の居場所を見つける積極性&社交性がないと通用しない。その一方で、たとえ一人でも大丈夫!と、“個”がしっかりしていることも重要です。

urashimamamaとしては長男の様子を見て、まるで大学みたいな学校だなあという印象を強く受けました。大学生活を組み立てて行く意識で子どもの生活ぶりを見守るべきなんだなあと思って見ています。

慶應義塾高校は、そんな感じに一足先に大学生になったような、少し大人びた学校なので、お子さんが成績優秀だとしても“自分を強く持つ”という点でまだ幼かったり、繊細だと思われる場合、高入生で入るというのは精神的にきついかもしれない…とも思います。

urashimamama長男はB型マイペースで飄々としたところがあるのですが、その性格が功を奏したようでした。高2のクラスで知りあいがゼロになり一瞬動揺していましたが、「話す相手がいないと、それはそれで部活時間まで勉強に専念できて実は便利!」と開き直って淡々としていたようです。逆にそのおかげで徐々にぼっちではなくなっていったとか。

高校受験の時期は、偏差値や合否確率ばかり気にしがちですが、学校のカラ―が子どもの性格に合っているかどうかもよく考えておくべきなんだなあと、urashimamama、長男入学後にあらてめて思い知りました(~_~;)

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