urashimamamaの子育てブログ

中学受験・高校受験について考える

中学受験の難しさ

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中学受験を一通りやってみて、実感したことは、要するに中学受験は「早熟な子の青田買いシステム」なのだろうなあ~ということでした。

そう思うほど、小学生の子どもにとって塾で与えられた課題をこなしていくことは難しいことだと感じました。urashimamama長男は、いわゆる普通の、くったくのない「昭和の子ども」タイプ。そして超マイペースB型だったので、特にそう思ったのかもしれませんが。

長男は、知的好奇心は旺盛で理解力は高く、記憶力も良いのですが、拘束されることや束縛されることが大キライ(^_^;)。なので、大人の言う通り、学習塾のカリキュラムにのっとって日々ノルマをコツコツこなすなんて、全然できませんでした。というか、絶対やらない! やりたがらない(怒)。要するに受験勉強させるには、能力がどうの以前に幼なかったんだろうなあ~と思います。

子どもにとって中学受験に取り組むのが難しい理由5つ

長男と中学受験に取り組む中で、子どもは、いわゆる“子どもらしさ”から受験勉強で成果を出すことがなかなか難しいと実感しました。その理由は以下の5つです。

時間の間隔が大人と違う

制限時間を意識して、問題を解くことが難しい。長男は一度取り組むと出来るまで延々とやり続けるので、結局解ける数が限られてしまい点数につながらず、とても苦労しました。苦労しているのは母だけですが(T_T)。

テストで駆け引き的なことができない

難しい問題は、まずは飛ばして分かる問題を一つでも多く解く、分からない問題は捨て問題と割り切る、得意分野(科目)で苦手分野(科目)のマイナスを補うなど、とにかく「1点でも多く取る」意識を持って取り組むことがなかなかできません。

入試当日が学力のピークとなるように、自分をコントロールすることができない

長期的視点が持てないということですが、志望校の入試日に照準を合わせて学力を高めていく、という意識に欠けます。

過去を振り返ることができない

子どもは、本当に未来に向かう生き物なのだなあ~と感心しますが、過去を見つめることができません。だから、テスト直しなんて自分で絶対にできない。そして自分の失敗(得点できなかった問題)に向き合うなんて絶対にイヤ。もしやっていたとしても大人に言われて仕方無くやっているだけで、そこに前向きな意識はなかなかないものです。「次は間違えないように…!」なんて意識しながらテスト直しなんて、全然やらない…(;_;)

能天気にすぐ忘れる

過去を振り返れないと同じことと思いますが、同じようなミスや要領の悪さからくる失点、平気で繰り返します…。

…こんなこと書いていると、ホント長男、どうしょうもなかったですねえ…(・_・;)
中学受験に挑んでいる皆さまは、ここまではひどくはないだろうとは思います。でも、よほど早熟な子どもでない限り、この中のいずれかの意識が欠落している(=まだ持ててない)のでは? と思います。

おかげでパパ、ママは横で見ていてイライラ、ハラハラが止まらないのではと思いますが…それはうちだけかな!?

子どもらしさを克服するには量で勝負?

普通の子どもに、子どもらしさを克服させテストで高得点を取らせようとするなら、量をこなしてとにかく覚えこませるしかない。量をこなすことで、とにかく慣れさせスピードアップをはかり処理能力を上げるしかない。

恐らく塾はそう考えて、量を頼みに沢山の課題を与え、どうにか学力をつけようとするのでしょう。大人的には量が多いととりあえず安心するし。親へのアピールにもなるし。

…でも、言われるがままの量をこなすとなると、大抵の子どもにその量はキャパオーバー。パンクしてしまいます。どうにかやれても、相当な時間を取られることになる。遊びも、趣味も、家族との団らんも…払う犠牲が大きすぎるのではと思います。

中学受験は器用な子供には良いけれど…

毎日、宿題がてんこ盛りなんて、大人でもゲンナリしてしまいます。好きな課題ならまだいいですが、嫌いな科目も何もかもぜーんぶですから。

「やらねば」という使命感や、「ここに入りたい」という意識がまだまだ薄い子どもにとっては(本人が言っていたとしても大人のそれとは違って、口だけで認識甘いです)、大量の課題を前に、いっそう嫌になって意欲が減退してしまいます。

その一方で、ノルマ感に燃える大人は、「この量は毎日コツコツやらないと間に合わない…! 」と思い、イライラ、ハラハラ。そして大人の思い通りにやってくれない子どもについ怒ってしまう…。

そんな構図に陥ってしまうのではないのでしょうか? 我が家はまさにそんな負のスパイラルだったなあ…。

中学受験がすべてではない

6年生になると、不思議とその辺の感覚が段々と分かってくれるようになり、話が通じるようになりました。これが“物ごころがつく”といったことなんだろうなと思いました。だから実は時が解決するので、子どものよく分からない効率の悪さについてはそんなに心配することはありません。4,5年生のときに「宿題こなせない!」 とイライラしたり怒ったりしてもしょうがなかったんだなあ~と後になって思いましたから。ただ、中学入試に間に合うかというと、子どもによっては綱渡りになりますね。

「さっさと目覚めてくれないと困るよ! 受からないよ! (>_<)」 とハラハラするパパ、ママも多いかと思います。中学受験まっしぐらの頃は、パパ、ママは中学受験で結果を出さないと、将来の進路は「お先真っ暗(>_<)」みたいな気がしていると思いますから。実際そのような話を塾のガイダンスでも言われ続けていると思いますしね。でも必ずしもそうではありませんので、ご安心を。家族の事情などで「絶対に●●中学に受からないといけない!」という命題が課せられている場合は別として。

高校受験は高校受験で、システムや学校のラインナップは異なりますが、大学受験に十分通用する学校は公立も私立もそれぞれの地域に確実にあります。urashimamama長男のように、附属校に高校から入るという方法もありますし。

「中学受験でどうにかしなくては!」 と思いこんで、子どものキャパに合わない学習量を強いるよりも、もっと大らかに考えて、子どもの心の成長に合ったタイミングで受験に挑むというので十分かなあとurashimamamaとしては思います。

「中学受験で!」 と考え過ぎて、子どもに無理な量の勉強をさせると、子どもの本来の“生きる力”を奪い取ってしまう恐れもあると思います。考えることが楽しいと思えるようになる前に、学問の本質に触れる前に“勉強嫌い”にさせてしまうリスクが高くなる。そうなってしまった方が後々大変になるのでは…と思います。

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